参考記事:老子の言葉 第三十一章「他人の不幸を喜んでは生けない」
「老子の人生論 」第三十一章
人を傷付ける心とは、不吉な道具なのです。
普通の人は、他人を傷付けるような心を持ちたくなくて、嫌いです。
だから、良心の有る人は、他人を傷付ける心を持ちません。
国を治めるような偉い人物(君子と呼ぶ)は、平和な時は左側(太陽が昇る東側)を上座として尊重します。
でも戦争に成れば、右側(太陽が沈む西側)に座り、死を覚悟します。
つまり君子は、北側(北極星・神様の視点)から物事を観ます。
人を傷付けるような心とは不吉な道具だから、君子は持ちません。
でも、悪事を働いた人を罰することも、時には必要です。
そういう時は、あっさりと他人を判断します。
でも、他人を罰した時は、「いい気味だ」などと思うことは有り得ません。
他人を罰した事を、もし誇る気持ちが自身に有れば、天が自分に味方をすることが無くなることを知るからです。
祝うべき時は、左側(太陽が昇る東側)を上座とし、
悲しむべき時は、右側(太陽が沈む西側)を上座とする。
そして他人を罰する時は、神聖なる中立の北側(神様)からの視点を持って、淡々と判断をすることに、自分の身を任せるべきなのです。
(感想)
この項も凄いことが明記されています。
他人を罰したい心、他人を憎む心、他人に怒りを持つ心、・・・・このような自分の心の「持ち方」が、自身の運命を分ける示唆が指摘されています。
運の良い人は、出来るだけ他人を罰したい心を持たない。
運の悪い人は、他人を罰したい心で満たされている。
この違いが、その人の運命を分けるということです。
でも社会や会社、家庭でも、人を怒りたい時が有るものです。
そういう時に、自分の心に何を持つのか?
老子は、自分の心に武器を持たせては生けないと言う訳です。
では、どうすれば良いのか?
・ 他人を害する気持ちを持つ時は、自分自身も死を意識した立場に立って、その相手と自分の怒りを見なさい。(西側から)
・ 他人を祝う気持ちの時は、心から祝う気持ちに立って、その中に座りなさい。(東側から)
・ そして常に、中立(神様からの視点)の気持ちを持って、上の2つを判断しましょう。(北側から)
このようなことを、東西南北を例にして、自分の心が持つべき視点を説明しています。
そしてこの項には、怒りの生霊や、呪詛の気持ちを自分が持つことの注意点が書かれています。
・ 「他人を罰した事を、もし誇る気持ちが自身に有れば、天が自分に味方をすることが無くなることを知るからです。」
他人の不幸を喜ぶ気持ちが自分に有れば、天(神様)が味方をしないと断言されています。
自分自身の運勢や運命を悪くする大きな原因に、
・ 他人の不幸を喜ぶ気持ち
・ 他人を呪(のろ)う気持ち
・ 他人への怒りを持ち続けること
このような注意点が言えます。
* 自分の運命を悪くさせる原因は、他人には無くて、自分自身の心の持ち方だった。
これを覚えて置きましょう。
これは逆に言えば、
* 他人を祝福する気持ち「だけ」を持つ者は、自分自身も天から祝福される。
これが言えます。
今日からは、他人を害する気持ちを一切持たない。
他人を祝福する一本道で生きること。
これを誓うだけで、その人は変わって行くことでしょう。
他人を害する気持ちを捨てることから、始めてみましょう。
生かして頂いて 有り難う御座います
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