「精神科医にも拳銃を」
「西欧含めて、民主主義で国民が幸せになっ
たという話は聞いたことがない」
報道で話題になった日本精神科病院協会(日
精協)の山崎会長の「暴言」を批判する集会
が28日、東京で開かれた。
新聞の小さな記事であった。
この会長さんは、いわゆる「アベ友」の1人
であり、会食やゴルフを一緒にやっていたと
いう。また叙勲も受けている。
このことで、精神科医が声を上げずらくなっ
ている状況があり、当事者が声を上げること
が必要だとして開かれた集会。
精神科医の香山リカさんは、この暴言により
精神障害のある男性が医療不信に陥り治療中
断になっている人もいると語った。
日本の精神医療は、欧米と比べても極端に違
っている。薬の使用量が群を抜いており、病
院の入院も同じだ。
病院から地域へ、と計画も含めさまざまな取
り組みを進めているが、受け入れする地域の
社会保障の基盤はお寒い状況だ。人も金も足
りない。また国民の意識の啓発も遅れている。
最近は三障害を同じ事業所がまとめて受け入
れているため、きめ細かい支援ができにくく
なっているようだ。
いずれにしても病院団体のトップに立ってい
る人のとんでもない発言、暴言をそのままに
しておけない。
主役である「当事者」が声を上げていかなけ
れば。
Nothing About us without us
私たちの事を私たち抜きで決めないで