国会で補正予算が審議され、昨日は衆議院
で自民・公明・日本維新の賛成で可決され、
参院に送付された。
自民党が質問時間がもっとほしいで、与野
党のルールをねじ曲げたが、結局質問時間
を持て余してしまったというオマケ付で。
今回の2兆7千億円の補正予算は、安倍首
相肝いりの巨額な軍事費が計上された。
軍事費のうち、8割がオスプレイなど、分
割払いの前倒しなど緊急性のないものばか
り。
そもそも補正予算の趣旨から逸脱している。
この結果、これからのツケ払いは、2兆円
を大幅に超えるものとなった。
以上が、藤野保史議員の反対討論。
1月31日赤旗より
このままでは「軍事栄えて民滅ぶ」に突き
進んでしまう。
北朝鮮危機を必要以上に煽っているのは誰
か。軍事ではなく、外交で解決していくと
いう姿勢が、安倍首相にはまったくない。
そもそも日本に「外交はない」といわれて
久しい。
なぜならアメリカを見れば、日本の行動が
分かるから。
安倍政権が続けば、世界から相手にされな
い、道義性のない国になってしまう。
世界のATMと揶揄される所以だ。