早朝の柳町公園
桜が終わり、新緑の季節に移っている。
昨夜の雨があがり真っ青な空の下、早朝の柳町公園は木々の呼吸が聞こえるてくるようだ。
木漏れ日がさわやかだ。
釧路はこれから霧の季節をむかえる。
街のなかにある春採湖も散策路が整備され、散歩も多い。
早朝配達が終わり帰宅すると、カッコウが鳴いていた。
今年はじめて聞く。
映画「カッコウの巣の上で」を思い出した。
半世紀も前のアメリカ映画だ。
個人の尊厳、人権がないがしろにされていた時代でもあった。
日本でも40年前に「宇都宮病院事件」が起きている。
こうした非人道的な状況から、「精神衛生法」が「精神保健法」、そして「精神保健福祉法」へ大きく変わってきた。
しかし、まだまだ「途上」だ。
いま釧路では医者不足、それも精神科医が極端に少なくなっている。
半年待ちでは救える命も救えなくなってしまう。
いまこそ医療・福祉の充実が求められている。