どうしたら侵略を行なおうとする国のトップをストップさせることができるか。
ロシアのウクライナへの戦争は「侵略戦争」そのものだ。
プーチンが軍隊をそこまで動かす過程で止められなかったのか。
かつての日本もアジアへの侵略へ、国をあげて進めていった。日本共産党をはじめ、反対者はのきなみ刑務所に。
その後生まれたのが日本国憲法の前文「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意」であり、9条だ。
国連憲章も「われらの一生のうちに二度まで言語に絶する悲哀を人類に与えた戦争の惨害から将来の世代を救い」と決意をのべている。
そう、戦争は「政府の行為」なのだ。
憲法は権力者を縛るもの。権力者はそれを嫌って縛りを解こうとする。そのたたかいが続いている。
それが今の日本の現状ではないか。
日本国内では「外国が攻めてくる」「中国が、北朝鮮が」。
日本周辺の国は、かつて占領した日本が再び軍事力を強化し、ミサイルやF35、空母まで持つようになった。
軍事対軍事は、お互いの不信感を増大させ、発火点までいきかねない。
どうすればよいのか。
いまこそ、みんなで考えよう。
ツイッターに
三宅久之政治評論家
憲法9条があって外国が日本にせめてこないなら、憲法に「台風は日本に来るな」と書いておけばいい。
という投稿があった。
戦争と自然災害を一緒にして、9条を揶揄している。
戦争は人間が起こすものであり、政府が起こすものだ。
ロシアのウクライナ侵略から、日本の一部では「9条なんて役にたたない」「攻撃されても9条と言っていろ」など、揶揄すり言葉がひろがっている。
軍事力を強化することこそ日本を守る事だとの声がひろがっている。
同じ過ちを繰り返してはならない。
一人ひとりの声は小さいが、
ロシアはウクライナへの侵略戦争をやめよ。
ロシアは軍事作戦を直ちに中止せよ。
国際社会が一致結束して、ロシアの侵略をやめさせよう
ロシア国内で「戦争反対のデモ」が報道された。
希望はある。