今日は1年の終わり「大晦日」
北海道新聞の一面は「沸騰する海」
羅臼町の水中写真家関勝則さんの諸王減から。
「流氷はとんでもなく薄くなり、暑さ1メートルの氷をみることもなくなった」
「20年後、30年後の海を考えると本当に怖い」
昆布が捕れなくなる日がくるのではないか。
グテレス国連事務総長は「地球沸騰化の時代がやってきた」と危機感を表明した。
昨年、私は「海洋の酸性化」という記事を紹介した
こちら⇒
CO2放出増加が原因で、その九州の役割を担っている海が「酸性化」していく。
「産業革命前ではPHが8.17程度。これが7.8以下になると石灰質が溶け出し、石灰質をもった生物、サンゴ、貝、動物プランクトンが生きていけなくなるという。」
恐ろしい未来だ。
日本の政府は、COP28(国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議)で今年も「化石賞」という不名誉な賞をもらっている。
これが自・公政治の実態だ。
しんぶん赤旗は、恒例の「職場でのたたかい」の前進だ。
「ストを力に成果次々」
組合を結成してたたかい、ヤマト運輸の配達員2.5万人とパートの解雇撤回を実現した。
「理研」は研究者の無期限転換逃れのをさけるため「雇止め、を狙ったが、解雇を半分まで押し返した。引き続きたたかいはつづいている。
安部元首相が進めた「雇用関係によらない働き方改革」によるアマゾンジャパンの配達員のケガの労災認定が認められた(個人事業主のため労災なし)
・・・など、
やはり声を上げることからはじまる。
もうひとつの一面は「困窮者支援」の現場の取材報告だ。
物価高の影響もあり、格差と貧困の拡大がいっそう進んでいる。
かたや政権に胡坐をかいてきた自民党の「金権腐敗政治」。
一人が逮捕され、西村前経産省をはじめ5人、6人と聴取がつづいている。
それにしても5000万円を超えるキックバックや金額のわからない「中抜き」など、自民党全体が汚染されている。
2023年が暮れていく。
世界は「戦争」という歴史的逆流が強まっている。
日本はどこまでもアメリカ追随が際立っている。
そして、逮捕に怯える自民党議員・・・
日本共産党は年明けの1月4日が党旗びらき、
1月15日(月)から第29階党大会が開かれる。