当院外来では、下痢(水様性)腹痛・悪心・嘔吐を主症状とする患者さんが、毎日10人前後来院しており、点滴補液および止痢剤・整腸剤を主体に治療しており、約3~4日で症状は改善していいます。ノロウイルスや細菌性食中毒についても注意を要するが、症状が3~4日経っても改善しない場合は便培養や抗体検査施行後、その原因菌に感受性の抗生剤を検討する訳ですが、経験的に腸炎ビブリオや黄色ブドウ球菌に有効なバナンあるいはサルモネラ菌に対してはニューキノロン系の抗生剤をまず始めに投薬して、経過観察しています。特に集団食中毒が疑がわれる場合は必ず便培養をするべきと考えます。自宅では紅茶が下痢止め効果があり、是非試してみてください。
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