ここ最近、東京の各大学ではしか(麻疹)罹患患者が、多数発生しており、多くの大学が休校や閉鎖を勧告。そのため多くの学生が行き場を失い、近郊の街頭では学生がうろうろたむろしている模様がTVなどで報道されている。なぜ、このようなことが起きたのであろうか?小生の考えではやはり、麻疹の予防摂取に関係してると思われる。ちょうど今から20年前、大学生が1歳であった頃に遡るがMMRワクチンが新規採用されていた。しかしその副作用のため、数年で使用中止となっておりまして、当然敏感な親は子供の予防摂取を拒否!また、小学1年生に任意ながら2回目の予防接種を受ける機会があった訳だが、やはり受けていない生徒が多かったらしい。2回目摂取の必要性については、医学的に”ブースター効果”といって1回目の免疫反応(抗体産生)よりさらに強く反応するため、麻疹の十分な抗体産生が得られると考えられている。しかし、従来1回摂取でもある程度有効な抗体産生がなされているとされ、その後はしか患者に再感染することで、ブースター効果が自然に得られると考えられていたことも事実である。しかし、ここに来て、20歳台のはしか大流行が発生したことで、原則的に”麻疹の2回摂取”を義務ずけるべきであろうと考える。最後に大学生のはしか患者は意外に軽症であるらしい!?
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