今年も大館市にツツガムシ患者が出ました~。秋田県では毎年10~40人ほど患者さんが出ておりますが、昨年は10人以下で少なく、今年は増加予測されています。毎年5~6月がピークとなりますが、最近その原因の病原性ダニ(1~3%)が赤ツツガムシ(消失)から太ツツガムシに変化しているらしい。症状は1週間以上の潜伏期を経て、高熱(39℃以上)・発疹・肝機能障害であります。独特の刺し傷が確定診断の決め手となりますが、頭皮や腋下や臀部などの柔らかい所が好発部位であり、全身を良く診察しないと診断できません。いわゆる風邪と診断された場合、通常の抗生剤はまったく無効であります。テトラサイクリンあるいはクロラムフェニコール系の抗生剤投与が有効であり、早期診断と有効抗生剤の服用が必須であります。命にかかわる場合もありますので、この時期は山歩きや畑仕事の人は特に注意が必要であります。第一予防は帰ったら、全身洗浄のため、そく風呂に入ることでありますヨ!
goo blog お知らせ
最新コメント
- 佐藤/今日は晴れ時々曇り!
- 伊藤/今日は穏やかな曇り!
- ARAN/冬晴れの日曜日
- ドクトール隆/今日はダブル勉強会!
- ii/今日はダブル勉強会!
- ドクトール隆/ブログの恩恵!!
- 田口 努/ブログの恩恵!!
- ドクトール隆/今日はダブル勉強会!
- ii/今日はダブル勉強会!
- ドクトール隆/今日も仙台入りです!
カレンダー
バックナンバー
ブックマーク
- goo
- 最初はgoo