ドクトール隆の日常日記(秋田県大館市 伊藤内科医院)

日常診療とプライベイトに思う・・・

御対面!インスリン抵抗性理論の元祖!!

2008年12月20日 09時14分42秒 | Weblog
 今日仙台でTAKEDA EVENING SEMINERがあり、インスリン抵抗性の元祖DeFronzo先生が御講演される。小生も午後から出席する予定である。最新のDM治療に関する病態論を聞いてこようと思っております。特にインスリン抵抗性改善薬PPAR-γアゴニストであるピオグりタゾン(アクトス)のDM治療効果が期待されている。当院でも120例ほどの患者さんに投与しているが従来のSU剤抵抗性症例にも有効であり、その効果は予想以上であります。しかも、脂質異常の改善効果(HDL-CH&TG改善効果)も強力であります。ただし、LDL-Cに対する効果は弱いようであります。いずれにせよ、DM治療の最先端薬として大いに期待されます。
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