当院では最近心機能マーカーとして従来のBNPに変わり、NT-proBNPを採用している。BNPと同モル数生成されるため、臨床的には同等であるが、半減期が6倍長く(120分)しかも検体の保存安定性が高く、測定結果の信用性がかなり高い。当院ではアクトス(ピオグリタゾン)内服DM症例や70歳以上の高齢者ではルーチンで検査している。現在まで120例ほど検査データの蓄積があるが、高齢DM症例では高値(125pg/ml以上)症例が散見され、1000以上の症例もあり、ECGや心エコーで精査している。それによると特異な所見(未確定)が認められている。心拡張機能障害とある種の不整脈が関係しているようである。特にアクトス使用例ではその体液貯留による心不全悪化が懸念されるため、必ず事前に検査が必要であろう。
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