昨日曜日は遅ればせながら、弘前マイカルで妻と映画鑑賞をしてきました。アマルフィ女神の報酬であります。予てから妻に観たいとせがまれておりまして、ようやく約束を果たすことができました。アマルフィはイタリアの優美な観光地を舞台にサスペンスが繰広げられる大人の映画だと思いました。主役黒田外務事務次官(織田裕二)にクールで優しい大人の男の魅力を感じました。意外にも、決して派手さはないのですが、寡黙で頼れる日本男子がイタリヤの風景にマッチしていると感じました。アマルフィはローマの南東に位置する世界遺産にも指定されている綺麗な町であります。ギリシャ神話によると英雄ヘラクレスが愛する妖精アマルフィの死を悲しみ、世界で最も美しいとされたこの地に埋葬して町を作ったとされている。しかし、現実にはこの地に住む人間はみな悲しみや苦しみを背負って生きていくしかないと結んでいる。そんな苦しみの代表が黒田かもしれない。難題を鋭くクールにしかし温かく見守り解決していく主人公に拍手を送りたい。それにしても黒田(織田裕二)はカッコ良過ぎであります。是非一度は御鑑賞ください！！
