経鼻内視鏡検査の現状！！

　当院では1年半前から経鼻内視鏡(直径5ｍ)を導入しており、現在まで１６０名ほど施行している。人気もあり検査を希望する患者さんも増加してきている。経口(直径6.5ｍ)も含め年間２５０例ほどの症例をこなしているがその比率は経口２：１の割合でまだまだ経口希望者が多いのが現状である。検査側の立場からするとやはり経口の方が視野が広く、被りの少ないので操作し易く、生検時には可動性の差異によりやはり経口の方が操作しやすいのである。昨日までの経鼻挿入困難症例は２例のみでかなりの挿入に自信がついております。やはり挿入前の前処置が重要であり、事前に挿入部にキシロカイン塗布のシリコンチューブを挿入して痛みがないことを確認しております。内視鏡が苦手な方や初めての方は是非経鼻内視鏡で検査してみては如何でしょう！！