最新のDM治療薬DPP-4阻害薬シタグリプチンが発売されて1年になる。当院ではSU剤使用症例や非SU剤使用症例および新患症例にシタグリプチン50mを基準として20例の患者さんに切り替え投与して、その効果を判定してみた。結果から言うと新患や非SU剤使用症例では完全切り変えにで全例改善を認め、明白な減量効果が期待できた。また、低血糖や易感染性などの副作用もなかった。一方、SU剤(アマリール)では1mgでは改善効果あるいは不変であり、その効果が期待できたが、3mgでは悪化症例が多く、シタグリプチン100mgまで増量してみたのであるがあまり改善しなかった。したがってシタグリプチンの中心用量は50mgで十分と考えられた。悪化症例では空腹時血糖の著明な増加が認められ、SU剤(3)からDPP-4切り替えではインスリン基礎分泌不足が発生する可能性があり、注意が必要である。悪化症例ではSU剤少量(1)を追加するか持効型インスリン(ランタス)を少量(5IU)を追加することで再度改善効果が期待された!!
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