最近はジェネリック製剤の普及が徐々に進んでいるようである。国や患者さんにしてみれば効果が同等で安価であるので、BestであるかのようにTVなどで宣伝しているが・・・。医療人である自分としては些か困惑しているのである。冷静に考えればジェネリック製剤は10年以上経過した薬剤が対象薬となり、その薬剤の基本的構造を維持していれば、吸収や代謝などの十分な検証を省いて採用されるため経費が削減され、結果安価となる仕組みである。しかし、その薬が十分効果を発揮するためには吸収・代謝・分解・排泄などの多段階の確認がやはり必要であろう。ジェネリック製剤に中には基本構造が同じでもさっぱり効かないものもあるらしい?また、投与する医者サイドでもジェネリックを主体に投与している医師では10年以上前の考え方や知識で十分であり、最新の医療進歩や新薬についてはまったく勉強する必要ばなく、結果藪医者化することが懸念される。もちろん患者さんの経済状態や高齢者では一部はジェネリックも選択すべきとは思うが、私は最新医療の考え方やより有用な薬剤の選択を考慮したモチベーシォンの高い医療人でいたいと考えているのである!!
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