羽生善治(41)二冠が遂に1200勝(459敗)達成!史上5人目の快挙
であるが、最速・最年少記録でもある。私も将棋が趣味で楽しんでいるが、
現代将棋には理解できないものを感じており、奥が深いのである。その第一人
者である羽生先生の将棋はいつも興味を持って拝見しているが・・・。天才的あ
るいは宇宙人とまで言わしめる奇想天外な将棋センス(羽生マジック)は凡人に
は理解できないのは当然であろう。デビューして26年と8か月でのスピード達成で
あるが、素晴らしいの一言であります。先人の偉大な棋士には4位の谷川浩司九
段の1212勝やその上には2位の加藤一二三九段と中原誠十六世名人の1308
勝があり、そして第一位は大山康晴十五世名人(故)の1433勝がある。
羽生二冠は勝率0.723で非常に高く、このままいけば年間平均勝利数が約45な
ので後5~6年ほどで大山先生を超える可能性がある。最近の天声人語一説で羽生
善治二冠の教訓が記載された「要はムダな情報は捨て、たくさん考えないこと」が意味
深で、”何を捨てるかで積んできた経験が生きる”としている。私も医師として30年にな
るが「覚えることの方が、捨てる事より多い!」と感じているのであります。