最近、SGLT2に訂正使用に関する第2次Recommendationが勧告
された。それによると、脱水悪化による脳梗塞や低血糖および発疹症の合
併症が高頻度に発生しており、特に高齢者では注意が必要とされております。
同薬では近位尿細管での尿糖の再吸収を阻害するため、高浸透圧利尿作用
が必発するため、脱水による喉の渇きが出やすいため、水分補給は重要だが、
清涼飲料水ではケトアシドーシスを発症する場合があり、注意が必要であります。
いずれにせよ安易な減量効果目的だけに投与するのは避けるべきかと思います。
当院では同薬を若いメタボ症例2例のみに使用しております。まさに、これからの
薬剤であり、慎重使用は当然と思います。