ドクトール隆の日常日記(秋田県大館市 伊藤内科医院)

日常診療とプライベイトに思う・・・

羽生善治7冠の”直観力”に思うパート2

2015年02月25日 07時57分08秒 | 趣味

 実際、プロ将棋の世界では約80通りの可能手から、瞬時に急所の

2~3手順に絞り込む作業が行われているらしい。そして、それらの

検討作業に入るらしい。逆に言えば77通りは捨てていることになる。

以前NHK杯で中原永世名人が読みの3パッターンのことを言及した

記憶があるが、定石手・研究手そして現発想手の選択可能手順があり、

それぞれ20手先まで読むらしい。この作業はプロ棋士であれば当然

の選択なのかも知れない。定石手ではまず勝てないらしいが、研究手

では55%前後で,現発想手ではそれ以上の勝率の可能性が高まる

らしい。したがって、勝負の世界では目の前の現象(局面)にとらわれ

ず、多様な価値観を持つことで自分自身を信じきることが重要である

らしい。それが個性(棋譜)なのかなあと思うのである。

コメント
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