高齢者ドライバーの暴走

　最近高齢者ドライバーの暴走事故が多発している。死亡事故も多く、若い人が
巻き込まれる痛ましい事故も目立っている。その主たる原因は状況判断ミスとス
ピード感の喪失。特に、初歩的なブレーキとアクセルの踏み間違いが多い。この
ような状況の中、免許取り消しについては未だ年齢制限がない。速度制限がある
以上年齢制限(70以上)を設定すべきである。特に高齢者では認知機能の評価は
必須で、一見問題がなさそうな一般患者でも精査すると３０％前後認知機能低下
が認められるとの報告がある。ですから、７０歳以上では原則免許取り消しとし
て、希望者では簡易認知機能と専門医の精査を実施した上で、異常がない場合の
み後５年更新可能とすべきである。また更新後は毎年認知機能テストを受けるこ
とを義務付ける必要があろう。とにかく、高齢者運転は危険という立場で交通法
の改正を急ぐべきであります。宜しくお願い致します。