昨日参加した脂質異常フォーラムの骨子について簡単にお話いたいと思います。
今回の講師は兵庫医科大の石原先生と熊本大学大学院生命科学研究部の辻田先生
でありました。どちらも循環器専門の教授です。結論から言いますと冠動脈疾患
の2次予防ではLDL‐C<70にすることが重要で血管内視鏡による動脈プラ
ーク改善が有意に認められる。従って。強力な坑脂質改善薬あるいは併用が重要
で、スタチンの増量よりゼチーアの併用の方が有効性が大であると強調。また、
一次予防でもDM.家族性高脂質血症・CKD(中程度以下)では厳しい2次予防
の設定に近ずけることが重要であろうと力説しておりました。また、DM症例で
は既に小腸コレルテロース吸収率が2倍以上になっており、ゼチーアを使う意義が
大きい、またスタチンが先行している症例でもさらにその併用効果が大きいとの見
解でした。当院では特にDM症例に対し、ストロングスタチンで効果不十分な場合
はスタチンを増量せずにゼチーア(10)を併用するようにしています。特に高TGの
メタボDM症例が最適と考えています。有意義な講演会でした!
今回の講師は兵庫医科大の石原先生と熊本大学大学院生命科学研究部の辻田先生
でありました。どちらも循環器専門の教授です。結論から言いますと冠動脈疾患
の2次予防ではLDL‐C<70にすることが重要で血管内視鏡による動脈プラ
ーク改善が有意に認められる。従って。強力な坑脂質改善薬あるいは併用が重要
で、スタチンの増量よりゼチーアの併用の方が有効性が大であると強調。また、
一次予防でもDM.家族性高脂質血症・CKD(中程度以下)では厳しい2次予防
の設定に近ずけることが重要であろうと力説しておりました。また、DM症例で
は既に小腸コレルテロース吸収率が2倍以上になっており、ゼチーアを使う意義が
大きい、またスタチンが先行している症例でもさらにその併用効果が大きいとの見
解でした。当院では特にDM症例に対し、ストロングスタチンで効果不十分な場合
はスタチンを増量せずにゼチーア(10)を併用するようにしています。特に高TGの
メタボDM症例が最適と考えています。有意義な講演会でした!