我らの浅田真央ちゃんがGPグランプリファイナルで見事逆転優勝!!前日のSPでは2位につけていた真央ちゃんがファイナルフリーでトリプリアクセルを完璧に2回決めてキム・ヨナを押さえ、見事優勝を飾った。素晴らしい氷上の演技に魅了しました。最高の場面で緊張もせず、平常心で最高の演技を魅せてくれました。有難う!感動しました!最強のライバルキムを抑えての優勝は完璧でした。さらにさらに、これからが楽しみであります。
アメリカ発の経済大不況の煽りで全世界的に不況の嵐が吹き始めている。日本も同様で急激な円高で輸出産業の雲行きが怪しくなり、急落して減産を余儀なくされてきている。そのために必然的に大型リストラが発生してきているのである。これは製薬業界も同様であり、大量解雇が決定しているらしい。これだけ国家的な福祉医療費の締め付けの大きな付けがいま医療業界の崩壊を招きつつある。医療崩壊の最大の問題は医師や看護師不足にあるのではなく医療点数自体があまりに安いことにあるのである。ベテランの医師も研修医も同じ医療行為を行なえば同じ点数であり、熟練度や最新技術はまったく評価されず、また最新の検査機器(高価)でも旧式の検査機器(低価)でも点数はまったく同じである。これが先進的な医師たちにとって、やる気を無くする最大の原因であろう。それでも多くの真面目な医師は頑張っている訳であるが、これももう我慢の限界を越えている。医療崩壊は目近である・・・!?
ここに来て、我大館にもインフルエンザ患者さんがパラパラ出ており、インフルエンザの流行が懸念される。インフルエンザワクチンを未接種の高齢の方は是非早く予防接種を受けてください。摂取後抗体が出来るまで2週間はかかりますので、流行期に入ってからでは遅すぎます!また受験生は原則的に受けるべきであると思います。各志望大学の受験会場が東京などの都市部の場合、特に大流行が想定され、万が一感染した場合は重症化し易く、3~4日は動けません。予防接種を受けていると軽くすむ場合が多く、1~2日で解熱することが期待できます。抗ウイルス剤であるタミフルやリレンザの重大な副作用のついて検討では直接的な精神障害の影響はないとされていますが、慎重投与であります。新型インフルエンザ流行を心配されている方も多いと思いますが、全世界的な発生状況をよくよく監視した上で、その水際対策を模索対応すべきものであります。ですから必要以上の不安はパニック状態を引き起こすのみですので冷静に対応致しましょう!個人的にはまだ心配ないのではと思っております。根拠はありません。
昨日協和醗酵KIRIN製薬会社のMR勉強会があり、コメンテイターとして参加した。長時間作用型であるベニジピン(コニール)は血中半減期2時間と短いがCaチャネルに対する持続的効果を有し、比較的マイルドで確実な24時間降圧が期待できる薬剤である。最近CKDを伴う糖尿病合併の高血圧症例が増加しており、心血管リスク6~7倍の増加が懸念されている。実際進行したCKD症例は降圧治療抵抗性(3剤以上)を示すケースが多々あり、実地臨床家の悩みの一つである。それを解決すべくコニール8mg投与が検討されて、従来の長時間作用型Ca拮抗薬からの切り替えでさらなる降圧効果(10mg)と腎保護作用が報告されている。腎保護作用に関してはT型Caチャネル作動性を有するCa拮抗薬では腎輸入細動だけでなく、同等の輸出細動脈拡張作用を有しており、結果腎糸球体内圧亢進を抑制して、腎保護的に作用すると考えられる。またアンギオテンシンⅡやアルドステロン抑制効果もあり、酸化ストレスや抗炎症作用も期待されている。高齢者にも安心してしようできる認容性の高い薬剤であると考えられる。
今年ももう少しで終わりであるが、昨日年1回来院するDM患者が風邪症状でやって来た。咽頭痛と倦怠感を訴えての来院であった。この患者は中等度のDMを患っており、5年ほど前から治療開始したのであるが、年に1~2回受診すると来なくなる方で、DMの怖さと治療継続の重要性をよくよく説明するのであるが、いっこうに継続できない最悪のコンプライアンス不良患者である。年1回は風邪で受診するのであるが、そのつどDMの講義を30分かけて説明するのであるがまったくその効果なし。今回もよくよく説明させて頂き、一応納得して帰宅したが、次回の来院は来年の今日になるかも・・・。最近ではDMの治療も進歩して1日1回内服で低血糖発作を起さない薬剤が主流になりつつあり、当院ではまさにそのアクトスを常用している。抗動脈作用も強力でサプリメント感覚で内服してほしいと考えております。やはりお薬は飲まないと効きませ~ん!