自治会などの消毒と障害のある方の選挙権

最初に。

http://wandara.net/bbs/bbs_list.php?root_key=21841&bbs_id=194&res=1318365203

こちらのリンクで、障害のある方の選挙権について書きました。
成年後見を利用すると選挙権が喪失する現行制度の改善を求める、署名活動についてです。



千葉県安房地域の某所の自治会。
自治会による夏場の消毒作業について、存続または中止についての回覧板がまわっているようです。
この当該市町村では、消毒作業に対する補助の見直しを考えているようです。

ある自治会では、自治会としての消毒作業と、自治会とは別の団体が行う消毒作業がある。特に後者については、団体には全く利害がない住民に対しても、半ば強制的に作業参加を求めている実態がある。

夏場の消毒作業は確かに必要である。問題はやり方で。

半ば強制的に作業に参加させているところは、改めていただきたい。田舎的に、


毎年やっているから出ろ


という発想は、移住してくる方から拒否を受ける材料になる。また、住民によっては生活実態が異なり、同じ業種でもない。その点を調整もしないで、消毒作業を強制的に住民に求めるようなやり方をつづけるのであれば、作業そのものは取りやめるべきである。

この種の作業は、自治会やそれ以外の既存の団体では限界だと思う。この際、市民活動団体にその役割を託し、消毒作業ができる方、必要な方の範囲でやるほうが、いいように思う。

いずれにせよ、消毒作業のあり方について、住民にわかるように決めていただきたい。

観光の地域としてあらためて

今年は震災と原発の影響により、全国各地の観光地は大変厳しいところが少なくないです。しかし、


宿泊施設の食事や応対に不満

観光案内所などの不特定箇所での接遇がよくない


という声が少なくないです。


こちら千葉県では、東京湾アクアラインの通行料金割引の継続の関係で、かろうじて、来訪者はきています。でも、観光地たる受け手のみなさま、この料金割引に極端に依存して、お客さんを迎える場面で、問題点を棚上げをしていませんか。


私のところには、観光地に来訪した方の声が届きます。


公私混同、流れ作業、お客さんお客さんとして応対していない


そういう声が。


かりに自分たちの地域や現場でなくても、自分たちの問題としてとらえ、そうならないように取り組む姿勢は必要です。

案外、そういう部分がお客さんを呼ぶきっかけになるのではないでしょうか。

一時だけの客寄せパンダまがいのことしかできない観光地よりも、自分たちの土地=現場を活用した、つまり、既存の地域資源を無理無駄なく活かせる観光地が評価をされるのではないか。