天体観測という名の遊び時間

2006-09-25 23:02:17 | 日記・エッセイ・コラム

今夜、会社から帰宅すると駐車場の裏の空き地に人影が3つ……。

娘はすぐにわかった。

それから、我が家のお隣に住むSちゃん、Sちゃんのじいちゃんだ。

 

暗がりの中、何をしているのかと近づいてみる。

手には「星座早見盤」を持っている。

天体観測の宿題が出たらしい。

 

でも、子供達はキャーキャー言うばかりで真面目に星空を見ていない(笑)。

『そうじゃなくて、星座早見盤はこう持って、こう使って~』なんて父親が真剣になってしまった。

あいにくの曇り空。一番明るい星が幾つか見えるだけ。

それでも、星と星とを結び、星座を描く。

久しぶりに星空を見た。何年ぶりだろう(笑)。

 

今まで夜空を見上げることができなかった、怖くて……。

妻が亡くなる直前、流れ星を見た。見てしまった。

そのことがどうしても引っかかっていて、以来夜空を見上げる事を控えてきた。

でも、今日は違った。

子供達のパワーでそんなことすら思い出すことなく、夜空を見上げられた。

曇ってはいたが、星々をしっかり見た。

これもリハビリの成果だろうか。

 

もし娘が望むなら、空気の澄んだ山へ星空を見に行こうと思う。

多分、「山」は榛名山。実は夜景もキレイだったりする。

そして、手が届きそうな星座、流れ星、火球、人工衛星を見せたい。

まぁ、本人が望めば、であるが(笑)。

  

短い時間で色々考えさせられた本日の“天体観測”だった。

そうそう、Sちゃんのじいちゃん、二人のボディ・ガードお疲れ様でした。