木曜日の夕方、混雑するS駅で乗り換えの為に改札へ向かう途中だった。
私の前を通り過ぎる幾人もの乗降客。
突然、妻が使っていた香水の香りがした。
不意を突かれるとは、このことだ。
『あっ、あの香り……』
香りの主は、前を歩く白いコートの女性?
それとも左脇を通り過ぎた人?
その次に思ったのが、『久しぶりの香りだなぁ』
誰なのかを探そうとする自分を、もう一人の自分がなだめる。
そうそう、誰でもいいんだよ。
妻ではないことはたしかなのだからね。
妻を思い出す香りが、よく使っていた香水だなんて思っても見なかった。
正直、忘れていた。
すれ違った方には申し訳ないが、顔を見なくて良かった(笑)。
あの香水が、妻の思い出。
現実は厳しいけど、キレイナキレイナオモイデ。
私の前を通り過ぎる幾人もの乗降客。
突然、妻が使っていた香水の香りがした。
不意を突かれるとは、このことだ。
『あっ、あの香り……』
香りの主は、前を歩く白いコートの女性?
それとも左脇を通り過ぎた人?
その次に思ったのが、『久しぶりの香りだなぁ』
誰なのかを探そうとする自分を、もう一人の自分がなだめる。
そうそう、誰でもいいんだよ。
妻ではないことはたしかなのだからね。
妻を思い出す香りが、よく使っていた香水だなんて思っても見なかった。
正直、忘れていた。
すれ違った方には申し訳ないが、顔を見なくて良かった(笑)。
あの香水が、妻の思い出。
現実は厳しいけど、キレイナキレイナオモイデ。
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