いつも近くを車で通りながら、素通りをしていた奥州市伝統産業会館(キューポラの館)に寄道。
会館の中に入ると伝統工芸士の方々の鉄瓶や湯釜をはじめとした南部鉄器やその製造過程が展示されています。
ちょっと気になるのは、この辺りは伊達藩だったはずなのに、どうして南部鉄器なのかなって。
地理的には岩手県の南に位置しているから県南部には間違いないけど、やや無理があるような・・・。
いずれ、この一帯の鋳物は、奥州藤原文化の頃から受け継がれてきたもののようで、盛岡の南部鉄器よりも歴史が深いとのことです。
キューポラの館には、南部鉄器の売店も併設されています。
我が家にも南部鉄瓶が1つあればいいと思っているのですが、この日も眺めただけ。
そして、すぐ目の前は、東北新幹線の水沢江刺駅ですが、こっちは蘇民祭モードって感じです。
蘇民祭が行われる黒石寺までは、水沢江刺駅から車で15分程度。
今年の蘇民祭は、2月20日の土曜日の夜から翌朝までとのことです。