久しぶりの鞍掛山。
去年の2月に登って以来なので、ちょうど一年ぶりです。
この山の登山スタイルは長靴が主流。
登山道はしっかりと踏み固められ、雪で傾斜も緩くなっているので、夏よりも歩きやすい感じさえするのですが、当然、足元は雪、雪、雪なので、十分な注意が必要です。
今年は、去年に比べて、少し雪が多いような気がします。
冬の鞍掛山は木々の葉っぱもなく、途中からは盛岡方面の景色が綺麗に見えます。
ウサギの足跡もいっぱい見ることができます。
昨晩から、天気予報とにらめっこをして、鞍掛山の山頂から岩手山がすっきりと望めることを確信してやって来たのですが・・・、山頂の天気は、とても残念でした。
岩手山は、その山頂まで美しい姿を見せてくれません。
鞍掛山の頂上は、岩手山がすごく近くに見られる場所であり、冬の白い岩手山と青空の背景を期待していたのですが、そう世の中は甘くないようです。
それでも、鞍掛山の冬はいろんな姿をのぞかせてくれます。
根元だけ雪が溶けているブナの木、水を吸い上げるのと木の皮が薄いからなのか、他の木の根元とは明らかに違います。
木につもった雪が、まるでおにぎりのような形をしていたり・・・、自然の美しさって感じです。
頂上からは、余り人の足跡の残っていない、一旦、馬返しの方を降り、すぐの分岐で、車を止めた相の沢登山口に向かうコースを歩きましたが、こっちは、つぼ足ではかなり大変でした。
時々、腰まで埋まりながら歩くのも楽しいのですが、みんなが歩いている西コースを往復するのが正しいと思います。