人生いろいろブログ

ありのままの日常を綴っています

スウェーデン物語 (6)

2011年02月05日 | Weblog
スウェーデンでの暮らしも数ヶ月が過ぎた頃

おじ様とおば様が日本に行くと言うことで、私と息子の圭吾さん、そして鑑別士の人達とでお留守番することとなりました。

圭吾さんの提案で夕食作りは当番を決めてやろう!と、言ってくれたので

私一人で食事を作らなくても良くて、なんだかとても楽が出来て嬉しかったのを覚えています。

10日間位だったと思います。

みんなで海に行ったり、ディスコに行ったり、毎日のように一緒に遊んでいました。

たぶん、スウェーデンでの生活で一番楽しかった日々でした。

そんなこともあり、やっと私が圭吾さんや、鑑別士の男性とも打ち解けてきた頃

ちょっぴり酔っ払った私は、圭吾さんに

日本に帰りたい。ここでの暮らしは辛い。。。と、言ってしまいました。

圭吾さんも辛そうな顔をしていました。

『僕がちはるさんの望むようにするからもう少し頑張って欲しい』と、頼まれ

その時から、私が彼に心を開くようになったのです。

彼と出掛けることが楽しくなりました。

ウインドサーフィンも少しずつ上手になりました。

彼の友達とも積極的に親しくなるように努力しました。

おじ様もおば様も、私と圭吾さんが仲良くすることをとても喜んでいました。

でも・・・私は不安でした。

このままいったら私は、おじ様やおば様の望む通りにさせられるかもしれないと・・・


つづく・・・