人生いろいろブログ

ありのままの日常を綴っています

スウェーデン物語 (20)

2011年02月19日 | Weblog
2008年6月10日

Halmstad の町に着いた私は、なんとなく昔の面影を感じながら街を歩いていました。

もしかしてここで偶然圭吾さんに会ったら・・・

そんなことを思いながら歩いていました。

この街に日本人といったら恐らく吉田ファミリーだけでしょう。

ですからもしもここで会ったら直ぐに分かるはずです。

もしも偶然出会ったら私はどうするだろう・・・

彼には家族がいます。

家族と一緒だったら知らないふりをした方が良いでしょう。

そんなことを思いながら街を一人で歩いていました。

ホテルに戻り

フロントの女性に

この街に墓地があるかどうかを聞きました。

その女性は2箇所あります。と答えました。

どっちなんだろう。。。

そして私は更に吉田家の電話番号を調べてもらいました。

直ぐに分かりました。

おば様に電話をかけてみたくなりました。

でもなかなか掛ける勇気が持てませんでした。

何も知らせずにこの町を去るべきか。。。

おじ様のお墓はどこなんだろう。。。

25年は経っていました。

もう私のことは、許してくれるかもしれない。

たとえ許してくれなくても、ちゃんと謝ろう。

たとえ冷たくされてもきちんと伝えよう。

ドキドキしながらおば様に電話をしました。

おば様が電話に出ました。

つづく・・・