季節的には初冬ですが、飛鳥はまだ、晩秋の風景を見ることが出来ます。
今回は、奥飛鳥の「晩秋の風景・2022」を紹介したいと思います。
奥飛鳥とは、奈良県明日香村稲渕・栢森・入谷大字の全域と阪田・祝戸大字の一部です。
今回紹介するのは、明日香村稲渕・栢森地区を中心とした晩秋の風景です。時期的には、11月下旬から12月上旬に撮った景色です。
特に稲渕地区は、国の重要文化的景観「奥飛鳥の文化的景観」として平成23年に選定されました。
また、棚田百選・日本のむら百選・日本の里百選にも選定されています。
稲渕地区は、中世(平安~室町時代)に開墾されました。稲渕の棚田は、300枚あまりの水田と畑により形作られ、明日香村の美しい歴史的景観の一部となっており、農村の原風景を色濃く残しています。
この時期、わらを焼く匂いは何とも言えない懐かしさを感じます。
その風景は、匂いと共に「日本の原風景」そのもののように感じられます。
奥飛鳥は、大好きな場所で私のお薦めのスポットのひとつです!