Dr. Jason's blog

IT, Engineering, Energy, Environment and Management

SEA & FSIJ 合同フォーラム (3/22) のお知らせ

2006-02-27 | Software

 SEA & FSIJ 合同フォーラム(月例会)のお知らせです.

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             開 催 案 内

           SEA & FSIJ 合同フォーラム
       ~多言語入力フレームワークSCIMについて~

                主催
           ソフトウェア技術者協会(SEA)
        フリーソフトウェアイニシアティブ(FSIJ)


***************** 開 催 要 領 *****************

1. 日時: 2006年3月22日(水曜日) 18:30 ~ 20:30

2. 場所: 東京都体育館 第四会議室
〒151-0051 東京都千駄ヶ谷1-17-1
http://www.tef.or.jp/tmg/
(注意)会場の場所は右側に植込があるゆるやかなスロープを降り半地下の
入口から入った奥の方になります。
http://www.tef.or.jp/tmg/access/img/map1.gif のトレーニングルーム
健康体力相談室、サブアリーナ 入口とかいてある所からが下りスロープ
で、研修室と書かれているのが会議室です。

交通:
*JR中央・総武線各駅停車* 千駄ヶ谷駅より徒歩1分
*地下鉄大江戸線* 国立競技場駅より徒歩3分(A-4出口)


3. 内容

・テーマ: 多言語入力フレームワークSCIMについて

話者: 足永 拓郎

国際的なオープンソースデスクトップ環境の利用促進にあたっては、多言語入力環境の整備が欠かせません。近年この分野では、各国語用の実用的なOSSインプットメソッドがSCIMと呼ばれるフレームワークに集結しつつあり、また主要ディストリビューションでの利用も広がりつつあります。
そこで今回は、SCIM やその下で動作する日本語インプットメソッドについて、内部実装を含めた現状と今後の動向についてお話します。

4. 参加費: なし

5. 定 員: 30 名 (先着順に申込みを受付け、定員になり次第、締切)

6. 申込み方法:下の申込用紙に必要事項をご記入の上、
SEA SIGOSS 事務局 <sea-sigoss-office2006@media.osaka-cu.ac.jp>まで
E-Mailでお申込みください。
申込受付後のキャンセルは、原則としてお断りします。

尚、満員でお断りするなどの事情がない限り、こちらから参加申込の確認
等のご連絡を差し上げることはありません。

7. 今後のスケジュール

SEA & FSIJ 合同フォーラムは毎月開催しております。今後のスケジュール
は以下の通りです。いずれも場所は東京都体育館第四会議室、時間は18:30
からです。

予定日時: 4月18日

......................................................................
To: SEA SIGOSS 事務局 <sea-sigoss-office2006@media.osaka-cu.ac.jp>
Subject: [参加申込]SEA & FSIJ Forum
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SEA & FSIJ 合同 Forum (Mar. 2006) 参加申込書

※氏名(ふりがな): ( )
所属:
連絡先郵便番号:
連絡先住所:
※Tel:
Fax:
※E-Mail:
※種別(該当欄を黒四角(■)に変更してください):
 □ FSIJ会員(正/賛助) (会員No. )
 □ SEA会員(正/賛助) (会員No. )
 □ OSSAJ会員(正/賛助) (会員No. )
 □ JLA会員
□ 一般
先頭に"※"がある項目は必須項目です。他はオプショナル項目です。
......................................................................
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安全科学 リスクアセスメントと失敗の心理学

2006-02-27 | Mech Eng
 この秋から,某大学で環境と安全関して講ずることになったので,色々と参考文献を集めている.
 先週入手したもののうちから2冊.

 まず一冊目は,明治大学理工学部長である 向殿政男 教授 による「よくわかるリスクアセスメント」.
 向殿先生は,情報科学やファジィ理論の専門家として知られているが,安全科学,安全性/信頼性理論(フェールセーフ理論,フォールトトレラントシステム ,
国際安全規格),機械安全,等も研究されており,この分野のISOの委員等も務められている.
 本書は,機械に対する安全を中心に,リスクと安全の概念から,リスクアセスメントの考え方,国際標準,方法,危険源,リスク低減方法,リスクの許容可能性,安全文化まで,コンパクトにまとめられている.また,文末に文献リストがあり,さらに詳しく学習することができる.
 
 はじめに
 第1章 リスクとは
 第2章 リスクと安全
 第3章 リスクアセスメントの考え方
 第4章 リスクアセスメントの方法
 第5章 危険源の同定
 第6章 リスクの評価方法
 第7章 リスク低減方策
 第8章 リスクレベルとリスク低減方策
 第9章 許容可能なリスクの判断
 第10章 リスクと安全文化
 あとがき
 参考文献



 二冊目は,立教大学 文学部心理学科の 芳賀 繁 教授による「失敗のメカニズム」.
 芳賀先生は,産業心理学,交通心理学,人間工学,特に「ヒューマンエラー」について研究されている
 本書は,「建築荷役車両」という専門誌に連載された安全講座「事故防止の人間科学」を中心に,加筆修正されたものであり,事故の元となる様々なヒューマンエラーについて分析し,防止策,人間の行動,安全の文化等について心理学の視点からまとめられている.こちらは,各章毎に詳しい文献リストがある.

 はじめに
 第1章 事故とヒューマンエラー
 第2章 見間違い、聞き違い、勘違い
 第3章 ドジ型とボケ型
 第4章 注意と記憶の失敗
 第5章 エラーを誘う設計と防止するデザイン
 第6章 違反と不安全行動
 第7章 人は考えずに行動する
 第8章 安全の文化
 あとかぎ


 それぞれ,工学的アプローチ,心理学的アプローチと異なる視点でまとめられているが,最後の章は,どちらも「安全文化」について論じている点は,非常に重要だと思う.

 安全設計,安全対策,事故未然防止などに興味のある方に,お勧めの2冊.


よくわかるリスクアセスメント―事故未然防止の技術
向殿政男
中央労働災害防止協会

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失敗のメカニズム―忘れ物から巨大事故まで
芳賀 繁
角川書店

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