前回の2010/3/16付け記事 Desktop Audio: BOSEの底力と小さなスーパーツィーター は、ほんのちょっとした記事にもかかわらず、google.co.jp で、ウェブ全体から、
Desktop Audio
と検索すると、2番目に表示されるようになった。一番に表示されるのは、http://www.bestgate.net の価格比較サイトのページなので、普通の記事としては、日本からアクセスされるサイトとしては、このキーワードの記事の上位にランクされているということのようだ。
オーディオファイルの世界では、オーディオ機器のエージング(ならし運転)は、広く一般に知られている。特に、機械的な振動系を持つスピーカーのエージングは、重要である。色々な音楽信号を再生することで、スピーカーの振動系が、スムースに動作するようになって、新品のころに比べると、音も堅さがとれて、細かい音を再生しやすくなる。
高級な装置だけでなく、私が研究室で使いはじめた、 BOSE Companion 3 II と TAKET-BATPURE においても、この2-3週間で、だいぶエージングが進んだ。微小なニュアンスの違いが出るようになってきて、これまで、分解できなかった音が再生されるようになった。やはり、Desktop Audio においても、オーディオの基本的お作法は重要であることを再認識させられた。
スピーカーのエージングについては、ホワイトノイズやピンクノイズ等を入力信号としてエージングするという方法もあるが、やはり、実際の楽曲の再生による音楽信号をつかってエージングする方が良いと思う。
筆者は、普段もっぱら、Jazz、Fusion といった音楽を聞いているが、たまには、クラシック音楽も聴く。エージングのための音源という意味でも、自分が音色についてよく知っている楽器、過渡特性が問題になるようなチェンバロのような楽器、再生帯域の広いバイプオルガン、さらに、フルオーケストラの楽曲は、好適である。
2006年から、UNIVERSAL CLASSICS & JAZZ から発売されている、ドイツ・グラモフォン (Deutsche Grammophon) のクラッシクの名盤のシリーズ、「The Best 1000」は、価格も安くお買い得感がある。録音が古いものが多いので、必ずしも、オーディオ的な意味で「優秀録音」というわけではないが、一流のアーティスト揃いで演奏は良い。中には、隠れた「優秀録音」もある。おすすめできるシリーズである。
筆者が最近買った Deutsche Grammophon The Best 1000:
フルートのソロとオーケストラ
バイオリンソロ、チェンバロ、オルガンとオーケストラ
オルガンとオーケストラ
オルガンと合唱
オルガン名曲集
Desktop Audio
と検索すると、2番目に表示されるようになった。一番に表示されるのは、http://www.bestgate.net の価格比較サイトのページなので、普通の記事としては、日本からアクセスされるサイトとしては、このキーワードの記事の上位にランクされているということのようだ。
オーディオファイルの世界では、オーディオ機器のエージング(ならし運転)は、広く一般に知られている。特に、機械的な振動系を持つスピーカーのエージングは、重要である。色々な音楽信号を再生することで、スピーカーの振動系が、スムースに動作するようになって、新品のころに比べると、音も堅さがとれて、細かい音を再生しやすくなる。
高級な装置だけでなく、私が研究室で使いはじめた、 BOSE Companion 3 II と TAKET-BATPURE においても、この2-3週間で、だいぶエージングが進んだ。微小なニュアンスの違いが出るようになってきて、これまで、分解できなかった音が再生されるようになった。やはり、Desktop Audio においても、オーディオの基本的お作法は重要であることを再認識させられた。
スピーカーのエージングについては、ホワイトノイズやピンクノイズ等を入力信号としてエージングするという方法もあるが、やはり、実際の楽曲の再生による音楽信号をつかってエージングする方が良いと思う。
筆者は、普段もっぱら、Jazz、Fusion といった音楽を聞いているが、たまには、クラシック音楽も聴く。エージングのための音源という意味でも、自分が音色についてよく知っている楽器、過渡特性が問題になるようなチェンバロのような楽器、再生帯域の広いバイプオルガン、さらに、フルオーケストラの楽曲は、好適である。
2006年から、UNIVERSAL CLASSICS & JAZZ から発売されている、ドイツ・グラモフォン (Deutsche Grammophon) のクラッシクの名盤のシリーズ、「The Best 1000」は、価格も安くお買い得感がある。録音が古いものが多いので、必ずしも、オーディオ的な意味で「優秀録音」というわけではないが、一流のアーティスト揃いで演奏は良い。中には、隠れた「優秀録音」もある。おすすめできるシリーズである。
筆者が最近買った Deutsche Grammophon The Best 1000:
フルートのソロとオーケストラ
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲バレンボイム(ダニエル),パリ管弦楽団合唱団ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
バイオリンソロ、チェンバロ、オルガンとオーケストラ
ヴィヴァルディ:協奏曲「四季」クレーメル(ギドン)ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
オルガンとオーケストラ
サン=サーンス:交響曲第3番バレンボイム(ダニエル)ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
オルガンと合唱
バッハ:マタイ受難曲 ハイライツミュンヘン・バッハ管弦楽団 リヒター(カール),ヘフリガー(エルンスト),エンゲン(キート),ファーベルク(アントニー),ゼーフリート(イルムガルト),テッパー(ヘルタ),プレープストル(マックス),ミュンヘン少年合唱団,フィッシャー=ディースカウ(ディートリヒ)ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
オルガン名曲集
バッハ:オルガン名曲集ヴァルヒャ(ヘルムート)ユニバーサル ミュージック クラシックこのアイテムの詳細を見る |
sadt でしたっけ? 高サンプリングの cd
はとくに必要ないんですかね、
オーディオやさんのアルバイトもなさったことがあるのですが、いいですね、
いろんな音が聞けますし、いろんなお客さん
ともお知り合いになれそうですし、
Dr. のコメントから、
一つ前の blog でとばしていたことに気がつきました。部屋の音響特性を知るために、
スペアナあるいはそれ相当のものが必要、オーディオの雑誌なんかでも見かけますが、
なるほど mac ならそれができちゃう、
ということですね、
マイクの指向性なんかはとくに問題ないんですかね、fft 的に利用するときは、
ITunes のオーディオは、Apple Lossless Audio Codec でクリッピングしたものですから、情報量としては、普通のCDと同等(可逆圧縮)です。
ですから、エージングの音源としては、普通のCDで、お好みのもの、できるだけ、再生帯域の広い過渡特性が良い録音の楽曲を用いれば、良いと思います。
Macの内蔵マイクの特性についての信頼できるデータはありません。
しかし、色々実験すると、なかなか良いマイクを内蔵していることがわかりました。
フリーのFFTソフトに基本的なバグがないとすれば、少なくとも、20Hz-20KHzについては、レスポンスがあります。(どの程度フラットな特性かは不明です。)
マイクの指向性も簡単な実験によると以外と広いですね。
ざっくりとした計測の場合でも、通常の居室でのスピーカーからの再生音の場合には、暗騒音レベルが問題になります。幸い、MacのAudio入力には、バックグラウンドノイズに対するフィルターがあるので、これをON/OFFすることで、そこそこの計測ができます。