「もうすぐ」と「まだ」の境目

９月に本格復帰する司会のオシゴト。

気が付けば９月の週末は全て披露宴で埋まっていた。

ありがたい事です。

最近の披露宴の余興ってビリーが人気なのね。

それはそうと、あらたに気が付いたこと。

それは。

披露宴の進行の中で子供からの花束贈呈などが
あった場合、打ち合わせの時に子供の年齢を聞くと

「１歳と１０ヶ月です」とか、「もうすぐ２歳です」

という答えが返ってくることが多くて、いつも（そんな細かい
情報まではいらないんだけど）と思っていた。

しかし。

たしかに１歳になりたてと、もうすぐ２歳では全然大きさが
違うのだ。

なるほどねー。自分で子供を持つまで、そんな事にも気が
付かなかった私です。

それにしても、やっぱりこの年齢の言い方は独特で、
一体いつからそれを言わなくなるんだろうと考えた。

ぎりぎりまで今の年齢にしがみつくか、どうかしたら
この前までいくつでしたなどと、過ぎ去った年齢で
答えたりして。

年齢を聞かれて、若く答えたいと思い始めたのは一体
いつからだったろう。

ピンクレディーのケイちゃんが５０歳になったと聞いて
時の流れを感じてしまった。

ミニスカートから信じられないほどの美脚を伸ばした
ケイちゃんが堂々と「もう５０歳なんです」と言えるのは
「絶対そんなふうには見えないでしょ」という自信が裏打ち
されているからだ。

おそるべし５０歳だな。由美かおるもすごいけど。