昨日、6月の議会が終わりました。
今議会に提案されていた中で2点に対し会派を代表して討論させていただきました。
一つは、水道事業の民間委託について。もう一つは、職員等の給与引き下げの2点について反対の立場から討論。
安心安全な水を安定した安価な価格で市民に提供していくのは自治体の責任です。利益を追求することを目的とする民間企業に委託することで自治体の責任も確実に弱くなることはあきらかです。
給与引き下げに関しても、目的は東日本大震災の復興財源を地方も痛みをわかちあおうとゆうことでした。日頃から市民のために頑張っておられる職員のみなさんの給与を引き下げることは、「申し訳なく、苦渋の決断」と賛成した会派の方々は言われていました。そう言うのであれば、自分たちは痛みを感じずに他方の痛みには賛成することに何も感じないのでしょうか。
この問題は、唐津市だけでも約2億円の給与削減があり単に職員さんの生計にとどまらず地域の経済にも影響するおそれもあります。
また、唐津市議会で国に提出する意見書の中には「燃油高騰の対策を求める」趣旨の意見書が提出されましたがその原因となったのはアベノミクスによる円安の影響です。その原因には触れず対策だけ求める姿勢は許せません。