10月27日、県内7つの島で構成されている佐賀県離島振興委員会で知事要望を行いました。地元選出議員は顧問として、参加しました。
佐賀県の離島は全て唐津市。
向島(むくしま)、馬渡島(まだらしま)、松島(まつしま)、加唐島(かからしま)、小川島(おがわしま)、神集島(かしわしま)、高島(たかしま)の七つの島です。
離島では、漁業資源の減少、漁場環境の悪化、若年層の流出による過疎化、少子高齢化の進行による福祉や医療の対応など様々な課題があります。
その中で今回は、
1、離島医療対策の強化
⑴医療機器の更新、⑵診療所の医師の確保、⑶歯科診療対策について
2、交通の整備
⑴離島航路の欠損額補助
3、産業の振興
⑴佐賀県七色の島づくり事業の継続
について、要望されました。
意見交換では、「島対抗でスポーツ交流をしている」「船着場の待合室の改善を」などが出されました。
総選挙では、台風の荒天で船が出せずに開票が遅れたことは、島の存在を発信できたとの意見も出されました。しかし、玄海原発が目の前にある状況を考えれば、もしもの時の島民の命を守れる対応ができるのか島の方達からは不安が聞かれます。
島では、山村とはまた違った困難があります。そのような方々の声もしっかりと聞きながら、取り組みを進めていきたいと思います。