大雨の災害から6日目となりました。この間、住民のみなさんからの声や要望、改善点などをまとめ県の災害対策本部へ申し入れを行いました。
県職員や市町職員のみなさんをはじめ、自衛隊のみなさん、ボランティアのみなさんなど被災者の生活の再建へ向けた取り組みに心から感謝申し上げます。
この間、聞き取りや現地調査を行った中でまとめたものを取り急ぎ申し入れを行いました。
申し入れた内容は大きく4項目です。
1.避難所における対応について
2.被災ゴミへの対応について
3.被災地現場中心の体制整備について
4.個別の対応について
先日伺った避難所では、アルファ米やパンなどは提供されていますが温かいものの提供として「カップ麺」しか提供されていませんでした。道路等も水が引き通行可能となっていますが被災者は、「車も水没して移動ができない」という状況があります。
国からも「避難所の生活環境の整備等について」として通知が出されています。
「避難所の設置について」
長期化に対応して、管理栄養士等を必要に応じて雇い上げるなど、メニューの多様化、適温食の提供、栄養バランスの確保、高齢者や病弱者に対する配慮等、質の確保について配慮すること。
とされています。
また、避難所へ伺った際に「この避難所は明日まで」と家に帰っても生活できない状況があるにもかかわらず避難所の期限を設けた避難所が見られました。
「被災ゴミの受け入れ」についても、期限が設けられているところもあるようですが被災の状況は一概にまとめることはできず、被災者に寄り添った弾力的な対応が必要です。
避難所では、写真のマットで寝ているとの声もあったので全ての避難所へ「ダンボールベットの設置」をお願いしました。この件については、国からのプッシュ型支援もあり全ての施設に設置されたことが回答されました。
復旧・復興に向けて息の長い活動になることと思います。今後も事態や状況の変化によって様々な課題や要求が出てくるようになりますが、なにより被災された皆さんの「住まいと生活」が取り戻せるよう今後も自治体のみなさんとも協力しながら頑張っていきたいと思います。