
御声部屋メンバーの礼拝メッセージから、「弱さ」について考えました。誰にでも「弱さ」はあります。自分の「弱さ」をはっきり知る方、まだわからない方、いっぱいありすぎる方、それぞれの意見をいただきましたが、『わたしは弱いときにこそ強いからです。』と言うパウロの「弱さ」は何だろう、と質問がありました。
先週に引き続き、人間関係の不協和の中にも「弱さ」を見ました。自分の弱さと、相手の弱さ。弱さに自力で対抗しようとする反動が、還って相手や自分を傷つけることもあることも話されました。最近は「勝ち組」を目指す自己啓発が盛んですが、聖書では「弱さ」を否定せず、抗いません。全能なる神様の前に、人間が弱いのは当然ですから。弱さを受け入れるとき、そこには「愛」があります。相手の「弱さ」を見て、その人を嫌ってしまうのではなく、その「弱さ」を受け入れられれば、周囲の人間関係の改善となっていくはずです。「弱さ」を通して大切なものを見つけられるのです。
「弱さ」に対して、仲間の力が大切なことも知りました。自分自身で対応できないことを、セルの仲間が教えてくれる、味方でいてくれる、励ましてくれる。そんな確かな安心感によって、「弱さ」を受け入れることが容易になるのです。その時、「弱さ」と思っていたものが、あなたの人格のひとつとして内に刻まれ、「強さ」として輝くようになるのかもしれません。牧師先生が何度も仰います。「問題があることが問題なのではない。問題を知らないこと、気付かないでいることが問題なのだ。」と。問題意識を持つ場、そしてそれを考えていくためにセルを続けたいと思います。それぞれの「MISSION MIND」を成長させていくために。

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