最近、浅見光彦に捉われていた。
久しぶりで、あさのあつこを借りて来た。
読み進むと、以前どこかで覚えた名前が出てきて”?”となる。
読書記録を見返すが、作家の名が出てこない。
幸い、図書館から借りた本なので帯が表紙の裏に貼りつけてあった。
それを頼りに探すとあった。
記録には感想やあらすじなど書かれていない。が、確かに、以前読んだ記憶が蘇った。
斉藤高校野球部のように軽妙な話とか、もともとバッテリーから始まった。
これは読んでないが。
初めて手掛けた時代物「弥勒の月」が奥深い読みごたえがあった。
その後、「夜叉桜・木練柿・東雲の途」と続き、今読んでいるのがシリーズ五作目。
「冬天の昴」。
三年前に文芸誌に掲載されたものを加筆修正され単行本として出版。
なかなか、書下ろしと言うのは少ない部類に入るのか?
いずれにしても、180度違う作風ではある。
両方とも作者の「両面」なのだと感じてはいるが。