昨年、大ブレイクした大谷翔平。
今年は、果たして。
栗山監督に返すものが返せていない。来年は何倍にもして返したいと。
何せ、もらえるものはすべてもらったから。
昨晩、斉藤和巳、石井一久、山口高志?、小宮山といった面々が集り大谷翔平を分析。
小宮山といえば針の穴を通すと言われた男。
斉藤は10年前、札幌ドームでサヨナラ打を打たれマウンドで膝をつき、ベンチで号泣していた。
年間18勝を挙げて投手五冠に輝いた時もあった。
そんな連中が集まり大谷のこれからを語っていた。
昨年の大谷で言えば、開幕からひと月勝がなかった。
監督から手紙をくれと言われ、目標みたいに20勝20本、と書いたらしい。
それが、プレッシャーになって開幕戦で完投したが黒星スタート。
本人曰く、始まったばかりで残り試合を考え大変だ、となり、焦りが出て来た、と。
ひと月経って、その数字をリセット。そこから勝ちが増え前半で7勝。
このあたりがただものではないと思う。
もちろん、監督・コーチからのアドバイスがあったと思うが、自らリセットできる能力、冷静さ。
並みのプレーヤーではそうはいかない。
昨年、MLB通算3000安打を記録したイチローが、かつて、不調の頃ビデオを見て課題を見つけ修正していった。
その感覚が高卒4年目でできるということに、やはり、ただものでないという感じを与える。
今年は、170キロを投げてもらいたい。
165キロというのはマウンドからホームベースまで0.32秒だそうだ。
見てみたい。だれもが・・・。