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SiriusとAldebaranとPolaris

保育施設に苦情

2017-01-08 10:15:30 | 日記

全国主要自治体の調査において、75%でうるさいとの苦情が持ち込まれていると。

住宅事情とか高齢化により、寝たきりの病人がいる家庭ではそういうこともあるかもしれない。

 

かつて、近くの公園で毎年保育所の運動会が行われていた。

運動会といえば心浮き立つ音楽が定番。

ところがその鳴り物がうるさいと苦情が持ち込まれ音なしの運動会となった。

 

事情が分からず、もうこの公園ではやらなくなったかと、ある日、外へ出てみるとやっていた。

盛り上がらないことこの上ない。

 

都会では、近所に保育所や幼稚園ができると知ると猛烈な反対運動が起きるとか。

 

もっと、人情味あふれる国であったと思ったが、それも遠くなりかけているのか。

自分のことが最優先で行動する。

まあ、誰しもあることはあるが、目くじら立てて怒りをあらわにすることはなかったはず。

 

過疎地では幼老が一緒に楽しむ行事が行われているとも聞く。

 

都会人にはそれはうっとおしくもあり、騒音以外の何ものでもないと感じるのか。

 

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暴れ川

2017-01-08 09:52:41 | 日記

昨日、読み終わった本で四国三郎という名が出てくる。

吉野川の渾名である。

 

坂東太郎というのを昔聞いたことがある。

関東を流れる利根川のことだ。

してみると、どこかで次郎がなければと思った。

四国には四万十川があるが特に渾名を聞いた記憶がない。

 

この本は吉野川にある第十堰を撤去して新たな可動堰を設置するもの。

工事費は1000億円とも。

それをめぐり、推進派と反対派に別れて展開。

そんな中で殺人事件が起こり名探偵の登場となる。

 

実際に第十堰があるかどうか、グーグルマップで検索。

確かにあった。

名所として書かれており、クリックするとウィキペディアで参照することができる。

当時、実際に推進・反対の運動が繰り広げられ、最終的に住民投票で反対派の勝利となり

第十堰は守られた。

 

マップで見ると、中々の景観で訪ねたくなった。

 

そこで次郎は?と検索すると筑後川が筑紫次郎と出ており、三大暴れ川であることがわかった。

どういう基準で、坂東太郎=利根川、筑紫次郎=筑後川、四国三郎=吉野川なのか。

流域面積、川の長さ?

もっと調べると分かるかもしれないが、まあいいか。

単に語呂合わせかも。

 

いずれにしても、自然物である山や川を擬人化して呼称するのも日本の一つの文化か。

特に氾濫して害をなす、だが、上流から肥沃な土を運んできて作物を実らせる。

そこに、畏敬の念を込めて擬人化したとも受け取れる。

 

作中に氏名は出ないが、元首相の三木氏、官房長官を務めた後藤田氏と思われる人物を紹介。

 

全くのフィクションと断りながら実際の事件、人物をさりげなく取り上げる。

退屈しないで読み終わる作品である。

 

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