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SiriusとAldebaranとPolaris

公正な報道

2017-01-12 15:03:08 | 日記

日本時間で本日未明トランプ氏の記者会見が当選後初めて開かれた。

予想通り記者からの質問に声を荒げて応酬。

 

一週間後に大統領就任を控えての会見模様。

少なくとも全米に流されているはず。

これを見て拍手喝さいを送る人もいるだろう。

選挙期間中、批判にさらされ続けたから。

その態度はいまだ健在。

 

だが、議会の承認を経なければ成立しない案件のほうが多いはず。

いくら与党共和党が数で勝るとは言っても思い通りに行くかどうかは未知数。

共和党にも彼に対し、必ずしも快く思わない重鎮がいる。

 

自分が経営している会社はすべて息子二人に譲り大統領職に専念すると。

しかし、親族である以上全く関与しないと言い切れまい。

 

彼が運営している慈善団体について疑惑が持たれている。

 

選挙中からCNNが批判繰り返してきた。

この記者会見でもCNNに対する露骨な嫌がらせ。

というより悪罵を投げつけている。

 

彼が自分の名を付けた建物での会見。

それはそれでいいとしよう。

だが、報道機関が特定の候補者を批判することが報道の中立を侵すことになるのだろうか。

 

日本を見た時、沖縄の海岸に墜落した米軍オスプレイ。

関係者は不時着だと言い、県民に害が及ばないような場所を選んだことに感謝してほしいとも。

これに対し、沖縄の報道以外、本土の報道は不時着としている。

TV映像を見てあの状況が不時着でないことは一目瞭然。

不時着と言うならせめて機体の一部が損傷した、といえる映像でなければ。

あれはどう見ても墜落としか言いようがない。

空中で給油ホースがオスプレイのブレードを破壊した。

それにより航行不能となった。結果、海岸に墜落。

 

この事故を報じる時、米軍の発表を鵜呑みにして不時着と報道するのが

公平で中立というのだろうか。

 

CNNもトランプ氏の発言にイチャモンを付けた訳ではない。

それなりの根拠に基づいている。

 

どうも、この男、批判されると激高する。

いや、批判ならずとも自分の発言を糺す者には容赦しない。

そういう人間なのだろう。

不動産王になった経緯は知らないが、ああいうやり方でもって現在の地位を成したのだと

推察できる。

 

20日の就任式後に記者会見が待っていると思うがどのような対応をするか。

記者会見はやっても質問は受け付けないかも・・・。

 

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どうやら

2017-01-12 10:43:26 | 日記

トランプの記者会見。

やはりマスコミの質問に激怒の場面も。

トヨタを恫喝。

フォード、クライスラーはあっさり撤回。

 

トヨタは、メキシコ工場建設撤回はしなかったが、これまでアメリカにおいてどれだけ貢献してきたかの

弁明に追われる始末。

 

選挙戦略としての暴言とは思われなかった。

実業家としての哲学としての発言。

アナリストが言っているように保護主義に走ると国内経済を失速させることになる。

オバマ大統領が8年かけて築いたオバマケア。

今回、トランプ支持層にこの政策の恩恵を受けた市民は少なくない。

これを破棄することになれば発足直後から支持が急速に落ちるだろう。

 

プーチンとの関係を友好的なものとしたい。

ロシアと経済的なウイン・ウインの関係にある人物を起用したからだろう。

 

政治的経験のあるなしは賛否ある。

いずれにしても、彼の言動はすべて実業家として儲かるかどうか以外にない。

 

国民の間にある閉塞感を端的な言葉で発信し大統領になった。

だが、その閉塞感を彼の思考の源泉である儲けだけではなくすことは難しいと思う。

 

ツイッターでつぶやいた通りの政権運営をやると思われる。

就任式に合わせ全米で抗議集会が計画されている。

が、彼にとって、そういう抗議はまったくどうでもいい事象。

大統領として、絶大な権力を行使するのみ。

核のボタンも気にいらなければ触れるだろう。

どこに向かうかは神のみぞ知る、か。

 

品格に欠けるとは衆人の認めるところ。

アメリカの混迷もその深さを世界に発信することだろう。

すでに、その萌芽は出てきているのだが・・・。

 

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