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光と風の世界3

自然が好き & 高砂高校ジャズバンド部を応援中
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BFJO2012 矢野組 in SJF2012

2012-08-26 | BFJO2012

毎年一度の真夏の競演、そう競演なのです。

Student Jazz Festival というタイトルがつけられていますが・・・ そして音楽は競うものではないと、いろんな方が言ってますが、 やはり競う方が面白い、その方がお互いを高める相乗作用があるーということなのか、今年も夏の神戸の大倉山の神戸文化ホールで、Student Jazz Festivalが開催されています。

今年から3日間に分けての開催になりました。中学の部17校、高校の部13+14合わせて44バンドの参加です。

二日目の今日の後半に高砂高校ジャズバンド部Big Friendly Jazz Orchestraが参加するというので、都合をつけて聴いてきました。

BFJOの演奏、素晴らしかったです。パート内のバランス、パート間のバランス、ソロの味わい、余韻を味わえる選曲、

審査員の赤松先生が楽譜通り吹くのを越えて、音楽を吹くことを目指して欲しいと講評で話されていましたが、まさにその譜割を超えた音楽をそこに展開することが出来たのではないでしょうか。

1曲目、Sardust / Hoagy Carmichael

スタンダードの超有名曲をSax隊が前に出てセクションソリからのスタートでした。あまりにもオーソドックスなテンポですが、そのテンポが心地良い。ベースの刻みも確かです。コンマスさんがクラでリードをとりました。その後次期コンマスのテナーのソロの後、組長のTpのロングソロに繋がりました。いろんな音の表情を織り込みながらのソロは素晴らしくオリジナリティ溢れるものでした。曲が終わった後に私の後ろの席でふうっと息を吐く感動の余韻を感じました。超有名曲で感動を与えられるとは素晴らしいことです。

その矢野組長は最後の表彰式でナイスプレーヤー賞を受賞しました。おめでとう。

2曲目、Vine Street Rumble / Benny Carter 

Basie曲で大学バンドが良くやってるものですが、ベース、ピアノ、サックスの楽しいフレーズが出てきます。時折煌くようなtpも入りワクワクさせられました。

3曲目、Cherokee  / Ray Noble

前半はコンマスのAsをフィーチャーし、後半はTpのP長がソロを流麗に吹き鳴らして、そのバックではボーンのさりげない裏メロ等も聞こえます。ホーンセクション全体での短い音の早いフレーズも良くまとまって聞こえて、大きな拍手が湧きました。

演奏後のホール横の屋外での写真撮影を覗いてきました。

なんと、綾戸知絵さんが演奏を聞きに来られてた様で、ベースが良かったとお褒めになりました。「あんた、本番に強いね!」

それから、高砂は曲風の違うものをやったのも素晴らしいと「3色、色の違うものをあれだけやれて、素晴らしい」 と言われたような気がします。

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その後記念撮影を横からスナップ(お邪魔してすみません)

パート毎に

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最後にジュニアも、スタッフも入ってパチリ。お疲れさまでした。

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で、3年生だけ集まったら、こんなに少なかったんですねえ。

矢野組の半分は2年生だったんだと、今ごろ認識する私。(^^;

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久能さんが加わった写真を撮ってたはずですが、私は撮るのを忘れてたみたい。(^^;

その時何をしてたのか?

何はともあれ、いろいろ小さな失敗はあったかもしれませんが、全体としては素晴らしい実力を発揮できて、客席でのため息など、良かった良かった。!!


第30回青春チャリティコンサートー見事なライブ

2012-07-16 | BFJO2012

2012.7.15(sun) 毎年恒例のチャリティコンサートが行われました。

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高砂高校ジャズバンド部の部活動としての毎年の集大成になる行事だそうです。

以前はここでレギュラー引退し、香住には引退記念&引き継ぎで行くような雰囲気であったそうですが、その引き継ぎは私が来た頃は1ヶ月後のスチューデントジャズフェスティバル終了の夜に移っていたようですが、2006年9月に最初の岡山のルネスでのコンサートが始まり、翌年ころからは9月が引き継ぎの雰囲気が出きたようです。

各地で豪雨被害が出てるので梅雨空になるかもと心配もありましたが、雲が薄れ梅雨空を吹き飛ばしたかのような好天になりました。

・・・

・・

今回はレギュラーの矢野組がもちろんメインプレイヤーで、それはそれはもう期待通りの素晴らしい演奏を聞かせてくれたのですが、今回はジュニアバンドが1部で2曲と3部で1曲(ジュニアが3部で演奏したのは初めて聴きましたが)演奏しましたが、どれもなかなかの出来で、9月からのレギュラーバンドとしての活躍もまた期待したくなるようなパフォーマンスを見せてくれました。

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  歴代のTシャツ が飾られていました。メンバーの思いがこもったデザインはどれもユニークです。毎年ジュニア用にも作られているので、これ以外にも色違いなどがあるようです。

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今年も音響は素晴らしいプロのサポートを受けていました。

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メンバーの親達もTシャツを身につけて子供たちを応援してました。

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矢野組の特徴であるきらびやかなハイトーン&迫力のTP隊とコンマスをはじめ聞かせどころで味わい深い演奏をするサックス隊、そして中間を地道に埋めるボーン隊、それに男子だけのリズム隊、それぞれに力をつけてきてた様で、今日の演奏は大きな破綻もなく、心地良いアンサンブルに浸ることが出来ました。

第1部の演奏リスト

1. Bill's Thrills by Lars Halle
    MC
2. It's Oh So Nice
    MC
3. Blues with a view by Jon Phelps (Jr band)
4. Six By Six by Doug Beach (Jr band)

5. MC and Thema of Lupin 3rd and Short Conte

6. Somebody Loves Me by George Gershwin
    MC
7. In The Mood

矢野組ホーンセクション

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ジュニアバンド(吉川組)ホーンセクション

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ジュニアリズム

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第2部はゲスト演奏で宗清洋カルテットが演奏してくれました。

tb 宗清洋、pf 石田ヒロキ、B 村松泰治、Ds 中島俊夫

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第3部の演奏リスト

1. メンバー紹介とCelebration
    MC
2. Freckle Face
    MC
3. Falling Water Flugel Horn: Maria Yano
    MC
4. Splanky 宗清洋カルテットメンバー参加
    MC

5. Give up the funk (Jr band)
    MC
6. Too Much Of A Good Thing
    MC
7. Love For Sale

Encore
1. When The Saints Go Marchin' In
    MC
2. April In Paris

第3部スタートのCelebration

メンバーのTシャツはピンクに変わりました。この色が夏の勝負服になるのでしょう。(笑)

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もうこの曲にメロメロFreckle Face コンマスはフルート演奏

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宗清カルテットと共演のSplankyのテナーソロはなんとテナー初めて1年未満なのに味わい深いソロでした

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ボーン隊のソリ

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P7152242e_2 ここで、部長として矢野さん挨拶

部活の不安や焦りを感じながらの活動だったと振り返りながら、思わず涙、毎年組長の挨拶には厳しい努力を重ねてきた日々の積み重ねの一端が知れて、思わず貰い泣きしそうに

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第3部のラスト曲 LOVE FOR SALE もバッチり決まって予定曲終了

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大きな拍手が止まない中、カーテンが閉まりましたが、そのカーテンの前に登場した

アンコール演奏の最初は組長の朗々とした厳かなTpソロにリードされての「聖者の行進」

この曲は、聴き応え十二分。複雑に絡み合う旋律、陽気なリズム、とても楽しいアレンジを見事に演奏してくれました。この演奏聴くだけでも今日一日をかけてもいいと思えるくらい、感動しました。

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最後の演奏:アンコール演奏2曲目はなんとあの名曲「April In Paris」

有名な掛け声で繰り返しをやってくれるのですが、One More Time1回だけで終わってしまいました。おかげで2回目のコールをしようと深呼吸したところで、エンディングになってしまい、オットットとコールをあわてて飲み込んだファンの方がいるようです。(笑)これはツノケンさんのアレンジなんですね。

演奏の出来はこの下の笑顔に全て表れていますね。細かい課題は沢山あると思いますが、大まかに言えば、お客さんも出演メンバーも大、大、大満足の演奏会だったと言えるでしょう。

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最後まで見ていただきありがとうございます。

矢野組の引退まであと50日?位、もう1、2度しかライブを聴けないと思いますが

最高の感動を目指して、さらに向上して欲しいと願っています。

今回のパフォーマンスはこちらの映像でも楽しめます。

矢野組Youtube

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第30回青春チャリティコンサートは7/15(sun) 13時開演

2012-07-03 | BFJO2012

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7月になりました。

毎年のお楽しみ、高砂高校ジャズバンド部の定期コンサート

7月15日(日)

12:00からロビーでバザー販売があります。

12:30開場

13:00開演

50分前後*3部構成で、合間に休憩が入ります。

2部にはアロージャズオーケストラを率いる宗清 洋カルテットの演奏がたっぷり聴けます。

入場料は無料です。

どうぞなかなか普段は聴きに来れない方も、この日は3部構成でたっぷりと、高砂高校ジャズバンド部のいろんな姿を見て、演奏を聴いて楽しんでください。

生音に勝る感動はないとよく言われます。

定番の名曲も矢野組の演奏では一味、二味違って聞こえます。

1年で一番演奏曲数が多いイベントです。これを逃すと後悔しますよ。(笑)

BFJO2012 矢野組の全てを, とことん味わいに来てください。

9月からレギュラーとなる吉川組も1年生メンバーを加えた初布陣で出演です。

今年もヤマハさんからの機材提供、そして音響関係の運営も多数のプロの方が協力していただき、自然な味付けで心地良い演奏をサポートしてくれるようです。

主催:兵庫県立高砂高等学校・生徒会・ジャズバンド部・美術部・書道部・写真部・PTA

協力:Sound Work ASHRY、 ㈱音太郎、㈱ヤマハCA営業部、一般社団法人 日本音響家協会関西支部

問い合わせは(高砂高校)079-442-2371

会場:高砂市文化会館じょうとんばホール(山電高砂駅から徒歩5分ほど)

お待ちしてます。


高砂市吹奏楽祭にて 高砂高校ジャズバンド部も演奏

2012-06-24 | BFJO2012

2012.6.24(sun)

毎年恒例の高砂市内吹奏楽バンドの合同演奏会が行われました。

高砂高校ジャズバンド部はジャンルは違いますが、吹奏楽連盟に加盟しているのか、毎年ステージ配置のゆとりを作り易いお昼の最初での演奏です。

BFJO2012 矢野組はいよいよレギュラーとしての活動が2ヶ月ちょっとになりました。

早いものです。終点が見えてからのメンバーの頑張りは、毎年すさまじいものがありますが、今年もこれから暑い夏になりもう一皮脱皮できるのでしょうか。

本日の演奏は

1. IN THE MOOD / Joe Garland

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2. Lupin The 3rd / Yuji Ohno

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3. Give Up the Funk (Jr band) / Ralph Ford

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4. Love For Sale / Cole Porter

今日は、三脚禁止が案内されていたので、手持ち撮影で記録した都合上、下の写真はビデオ画像からの代用です。画質が良くないのはそういう事情です。

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ルパンではハーマンミュートのソロ

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ジュニアバンドは元気なリズム隊の中でもベースがいい感じでした。

ジュニアバンドのソロはもっといろんなフレーズにチャレンジしてみてはいかがでしょうね。

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4曲目のLove For Saleはやり始めたばかりで、ソロが途切れそうになって、本人はかなり不満あるのでしょうが、入りは素敵でしたし、途中もなかなか。

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ラブフォーの最後Tpには厳しい音が続きます。何人かは片足立ちのフラミンゴ奏法で少しでも音が高く出したいいう気持ちが身体いっぱいに表れていました(笑)

年寄りからすると片足立ちでいるだけでも尊敬ものです・・・

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今日もビデオを撮ったのですが、テープの走行異常でお見せするにはかなりまずいとぎれとぎれのが多いようです。

斎藤組のチャリコン以来今月で丸7年使ってるビデオですので、そろそろ引退かな・・・

テープを使わない方式に変えたいなと思ってますが、先立つものが・・・欲しいな(^^;


No.32 NABL BIGBAND JAZZ Festivalの演奏ーその1・BFJO編

2012-06-04 | BFJO2012

2012.6.03(sun) 神戸ハーバーランドのスペースビル地下1階の多目的スペースで行われた

NABLコンサートにプログラム1番から聴いてまいりました。

そのコンサート前に、会場奥のファミリオ食堂の会場で行われていた守屋純子さんによるバンドクリニックを少しだけ聞けました。

ダイナミックな強弱をもっと派手につけて・・・曲はGordon GoodwinアレンジのA Trainだったようですが、曲に限らずこのアドバイスはビッグバンドクリニックでは何度も聞きます。大きな会場では思ってる以上に単調な感じに聞こえてしまうので、遠くの人にも伝わるようにダイナミックを意識することが大事ということでしょう。

質問に答えて、リズムパートの4人でしっかり合わせなさい。そこでテンポなど固めないと、ホーンが入って来ると、バラバラにやってるとホーンに引きづられるから。しっかり固めてそこにホーンが乗っかるようにするのが大事。

質問に答えて、ギターとピアノ等同じようなことをやってるとずれたりするので、どっちもしっかりやってると、いわば喧嘩みたいなことになってしまう。そういう場合は、役割を話し合って決めるのが良い。ここは、ギターが主でPは従など、また一つはリズム、ひとつは飾り(フィルイン)など・・・いいバンドはそこのところを実にうまくやってるので、良く聞くと良い。パットメセニーバンドなどもいい。

高砂高校ジャズバンド部は招待参加ということで、プログラム7番に登場しました。

最初は少し空席もあった会場がその頃にはかなり埋まっていました。

演奏曲は

1.  Somebody Loves Me / George Gershwin (tb part feature)

1MC

2. St. Kitts / John Phlps (Jr Band)

2MC

3. Freckle Face / Sammy Nestico

3MC

4. Too Much Of A Good Thing / Andrew Neu

下は矢野組として初演のSomebody Loves Me

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トロンボーンの高砂を再び感じさせる曲になりそうです

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2曲目はジュニアバンドでSt.Kitts ・・・カリブの風を感じさせるに、もう少し軽めのドラムが好みなんだけども・・・

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胸高さのエレベがいい雰囲気です そのうちソロを聞かせて欲しいと思った

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ソロ中にも流し眼いただき~

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ミュートのアンサンブルにもほれぼれーFreckle Face

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MC初登場でした~MC先輩が暖かく見守ってます

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