高砂市の北端にある高御位山に足慣らしに行きました。
いつもの一番楽珍な階段が続く北東側の登山路通称成井神社口です。
ぽかぽか陽気で気持ちよく汗かきました。
やはり、気持ちよい汗というのは身体を使ってのもんですね。
展望もよく、南側ではゲートボールしてるような人影も見えてました。
西南西の方には飾磨の辺りに大きなビルが建設中でした。きっとPanasonicのLCD工場なのでしょう。何千億円の投資とか、それが大幅に遅れるとか縮小とか新聞で騒いでましたが、石油タンクや手前のビルの大きさと比較して、この巨大さにはあきれるほどです。今の状況では予定通り投資を続ける理由が見つからないでしょうか。
超巨大工場のビル建築中、凄く大きな塊です。
青空でしたが、11時になる頃 には薄雲が出てきました。
久々の運動で気持ちも少し軽くなり、下山路の途中で目にした「【たぬき岩】まで400m、緩やかな下り」のキャッチフレーズについつい脇道に入ってしまいました。
最初はしっかりした踏み跡らしく道が続いていたのですが、しばらくすると羊歯(しだ)を切り払った急ごしらえのようなほぼ水平か、むしろ登るかのような道が延々と続きました。
途中にはマムシに注意と親切な看板が何枚もありましたが、ここまで来てそれはないだろって、入口に書いておけば、入らないのにって・・・気分は下げ下げでしたが、まあ、この時期マムシがいたら誉めてあげようと、気持ちを大きく進むことにしました。
まだかな~と3度ほど思った頃にようやく岩が見えました。
形はタヌキというよりカエル(ビッキ)かなと思いながら正面に回ると、空洞がありました。そこにタヌキがねぐらにしてたのでしょうか?一人か二人の雨宿りには使えそうな感じの穴でした。タヌキ岩というより大蛇伝説が似合いそうな岩です。(^^;;
由来も何も分らない看板でしたが・・・ご苦労様です。
この先は短い急坂がありました。泥が滑りそうなので雨上がりは行かない方が良さそうです。
神社運営の方々には登山路の整備で大変世話になっております。
今回は登山路脇に水洗やノースポールがきれいに咲いている場所がありました。
そういえば1年前に植樹されたばかりの背の低い梅が咲いてましたよ。(写真なし)
坂を下りてから平らな林道に出たら、こんな古い看板を飲み込もうとしてる元気な樹がありました。農林省とは30年前までの省名のようですから、この樹は30年前の細い時にこの看板を縛り付けられ、その針金を乗り越えて成長してるようです。
その先に2段のため池がありましたが、その下の池の縁の模様が綺麗だったので撮っておきました。空の青さを映した水の色が素敵です。
というように、遠望・展望にお花やら岩やら水辺やらといろいろ見て歩いた物見遊山でした。
最後にツグミを見て今日の山歩き&撮影はおしまい。(^^)
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次の撮影散歩は、梅の花かな?
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