今年1月の山火事で燃えてしまった高御位山にも、芽吹き花が咲く季節がめぐって来ました。
数日前登ってみたところ、さすがに燃え尽きたところは黒い地面と赤茶けた木々のままでしたが、延焼してないところでは例年のごとくそれぞれの植物の成長が見られます。
成井口から登って山頂や播磨灘が見えるところでは山頂直下の大木の新芽が萌黄色に染まっていました。あちこちに枯れた赤い松葉があり痛々しさを感じます。
そこから山頂までは数分の距離、麓からこの頂上までは、この時期はミツバツツジ(?)の花に彩られます。
山頂の最高点から見下ろすと、焼けた尾根と、無事だった谷筋のコントラストが強烈でした。日が陰ってぱっとしない色になりましたが、これは印象的な景色です。
そこから、西寄りを見るとこんな感じ
その山頂に何やら動くものが、目を凝らすとヒメアカタテハのようです。
越冬したものでしょうか?元気に飛び回っていました。
つつじは山頂のが一番色が濃くきれいでした。
下山の道も花を愛でながらの楽しい山道です。
接近して一枚
ムシカリ(?)の花の蕾 この葉姿はいつ見ても形いいなと思います。
アオダモ(?)の花
ミズキ(?)の花
このようにいろんな花が咲きだし、新緑の淡い芽吹きが何とも言えぬ柔らかな色彩の景色を見ることが出来ます。