明日27日は、朝のうち霙(みぞれ)という予報もある中で、いよいよ
高砂高校ジャズバンド部の松田組の皆さんは卒業式ですね。
レギュラーになった頃は正直どんなバンドになるんだろうかと、不安の方が大きいながらも、でもきっと頑張って最後にはいい演奏が聞けるだろうと応援して来ました。大器晩成組だからきっと良くなるから応援しようとも言ってきました。
でも、いい演奏ってなに?
そんなことも考えながらであったり、単純に新しい曲へチャレンジすることが面白かったり、音色に惹かれたり、元気な笑顔を見に行ったり、時にはゲストへの興味で聴きに行ったりとしてましたが、春頃からのアンサンブルは私中の勝手な及第点を通過しそうな雰囲気になりました。
で、色々書き込んだりしてましたが、そこからなおも、いい演奏への道は長かったのかもしれないですね。
一番心配してたのが大所帯のリズム隊がまとまって行けるのか~?という点でしたが、どこかのBlogにはリズム隊のどなたかが「私たちは一人も欠けないで最後まで一緒にやるんだ」というような決意を書かれたのを見て、ほほう~と期待したことがありました。ドラム&ベースが3ペアも組めるなんて人数的に凄い恵まれてましたね。しかも、それぞれが最後の演奏会まで見せ場をもってやれて、なかなか出来ないことをやってのけたのですから。これはよくやったと誉めておきたいです。
松田組で、印象が強く残ってるのが倉敷の豪華な芸文館で行われたコンサート、運が良いのか悪いのか、桜満開の行楽日和の快晴の日で、コンサートへの客足は少し厳しかったようでしたが、あのホールで聞いたメタボックス()のギター演奏、かとうかなこさんのクロマチックアコーディオンの演奏とBFJOの共演の演奏、秋山先輩のテナーもそのときも楽しかったですが、音響的にきつい面もあったり、録音も一部失敗したり、まずいこともいろいろとありました。
けれども、そこで聴いたYou Stepped out Of A Dreamの曲はお気に入りになりました。割と先輩組の演奏にも共通して感じてたことなんですが、もう少し力を抜いて演奏してもいいんじゃないか、力まなくてゆったりした・・・言ってみればパワーを控えめにした演奏もいい演奏なんだよ。と思ってたことを、ゲストのおかげだったかもしれませんが、それを聞かせてくれたのが、ホントに嬉しいことでした。
同時に部長の愛ちゃんが体全体を使ってリズムを取ってる様子につられて、客席で体がSwingしてしまうのも心地良い時間でした。
まあ、基本的にそういうSlow系の雰囲気の曲は昔から好きでして、かもめのChickのLPジャケットで有名なReturn Foreverとかは大して小遣いがない頃に買って聴いてましたね。それと、ビブラフォンのMJQとかですね。
松田組は他にも、サプライズのパフォーマンスがいくつかあって、ファンとしては楽しいエンターテイメントを見せてもらったのも長く記憶に残るでしょう。ジャズレンジャーなるヒーローが生まれたこともありましたね。骸骨型とかバナナ型のシェーカーとかも登場してました。
親方が何かのパクリじゃないかとコメントされてたPennsylvania6-5000でのカラーハットのパフォーマンスは、映像的に大成功でした。水準を超えた演奏にはいろんなことをやっても文句はありませんので、今後も何かひとつは期待しておきたいものです。(笑)
とか、書いてるといくら時間があっても・・・あ、今日はもう終わりだ。
というわけでこの辺で終わりにします。あらためて
松田組の皆さん、卒業おめでとう!!!
今回は準備不足で何もしてやれませんが、これからもお元気で!
出来るだけ音楽を続けて、そのうち演奏会の招待状でも書き込んでください。
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