マッチョコンデジフジフイルムF1000EXR。
普段カバンにザクッと突っ込んでおくのに丁度良いの
ではないかと箱から出して動かしてみる。
一応EXRオートのほかにプログラムやらA・S・M
とあるけれど例えばA(絞り優先オート)でもf値が
3.5/7.1/10と三つしか選べなかったり、結局
はEXRオートで撮るのが一番歩合がよく暗い部屋の
中では「高感度重ね撮り」より積極的にフラッシュを
炊いた方が良く写ると言うこれも「お任せカメラ」の
最先端を行っているのだなと痛切に感じた。
画像はXQ1には到底及ばないけれどそれなりに綺麗
に出て不満らしき物はない。
ただデフォルトのPROVIAモードが青が強く出す
ぎる感じ。
XQ1ではそういうことは無く、尤もホワイトバラン
スと色目を調節できるので思い通りになるのだけれど
これはプリセットWBしかないのでお日様マークで撮
るより仕方がない。
室内の蛍光灯なんかの時は都度切り替えればよいだけ
だ。
WiFi内臓でスマホやタブレットから遠隔操作でき
るのは面白いけれど使い道はそう無さそうだ。
ボディはあくまでもプラスチッキーなのであまり大切
に扱おうと言う気にならないので先の通りカバンに放
り込んでおくのには丁度良い。
JZ700やT500の方が余程高級感があるのもお
かしな話だ。
とにかくいろんなモードがあるけれど、使うのはEX
Rオートで、その他の時はホワイトバランスと撮像サ
イズ(3:2)にするくらいで後はもうISOオート
でタダひたすら撮るだけの使い方が良いようだ。
この辺はただ今入院中のニコンS02と同じような感
じだ。
S02は「写真を撮る」と言うより「メモカメ」と言
う感じでポケットに放り込んでおくのが良いがこのマ
ッチョはカバンにざっくり放り込んでおいて何か気に
なったらこれで撮るという感じだ。
お散歩用のQと交換レンズがカバンを圧迫していたの
でそれと置きかえよう。
Qは自転車散歩やちょっと出かけるときに首から提げ
て行くのに度良くて重宝しているがカバンに絶えず
カバンにねじ込んでおくにはちょっと嵩張るので防湿
庫で出番を待つ事にさせよう。
何しろマッチョでいろいろ出来るくせに結局は「お任
せオート」が一番良く写るし高級感とはかけ離れてい
るのでボロボロになっても気にならず道具として使う
には良さそうである。
ファインピクスFシリーズはF810とかの頃から高
機能高性能で続いてきたけれど、確かにそれは受け継
がれているけれど「安物コンデジ」の範疇に入ってし
まったようである。
これなら落としても傷まるけでもいいやと言うような
感じなのである。