まあ、初めて(正確には2台目)に買ってそれこそ今でも使ってる
十年前のコンデジ。
今時のコンデジに比べたらエントリーモデルの一番安いのにも負け
るような仕様だけれど、なぜかこれが気に入っていて離せないのだ。
色は変、重たい、夜はダメ、フラッシュ使ってるのになぜかブレる。
まあいいとこないような物だが、1cmマクロや適当な大きさゆえ
の持ちやすさや使いやすさなんか気に入っているところもあるのだ。
で、こうなる。
手前の一個がいつもの現役で、駅裏のビックカメラで4万円ちょっ
と出して買った。
後ろの4台はみんな中古で「箱つき超美品不具合なし」というのし
か買わないからみんな快調でビッカビカだ。
一番右のシルバーはちゃんと動くけれど色が違うので部品取りと言
うつもりだが使おうと思えば何の苦も無く使える。
4万数千円で買ったカメラだが、今では極上中古箱つき部品全部そ
ろってますで5000円だからな。
スペアをスペアをとなんかのついでに買っていたらこうなった。
一台残して中古とはいえリコーの中の人が見たらどう思うだろうか。
まあR10は結構売れたようなので、中古在庫も豊富で選びたい放
題なのだけれど、まあいくらなんでも5台もいらないだろうと思う
けれど収集癖があるのでこうなっちゃうんだよね。
ちなみにCXシリーズはCX6とCX1の新品(!)はストックさ
れているというもう頭おかしい状態。
他にもスペアがあるのはフジのF1000EXR、Z2000EX
R、XF1、ニコンS80、カシオZR4100なんかは新品スト
ックがある。
デッドストックだとリコーPX、ニコンP330、フジJZ700
、T500、XQ1、ペンタックスRZ18、カシオZS260と
かパッと見ただけでもまあ壁の一角がプラモデルの箱積みのように
なっているけれど、まあ、自分でももう何が隠れているかよう分か
らん。
それに加えて11台机の上に乗っているので、それらは遊び用に出
してあるのだけれどまあ商売できるな。
台所の一角にはニコンの金色の箱が山積みになっているし、箱だけ
と言うか箱に入っているものも含めて箱のはもう押入れに放り込も
うかと。
裸のカメラでは無いので防湿庫(165Lもう満員)に仕舞わなく
ともいいからな。
まあそれはそうとしてR10の話だった。
R10は結構売れたようであるけれど、これがもう十年以上たって
もまるで壊れないのだ。
よく「リトラクタブルレンズシステム」だったかなんか特殊なレン
ズの動きが原因で壊れるとか聞いたことがあるけれど、これは最後
のCX6まで同じ方式だったからこれが壊れたと言うのは珍しい方
だろう。
後はコンデジあるあるのレンズが不動になるとかそういう壊れ方が
多いようだが、ともかくあまりこのシリーズで故障してダメだとい
うのは聞かないから、と言うかもう故障したら捨てられてしまうだ
ろうけれど、昔からR8くらいからCX6まであまり壊れて困った
と言うのは聞いたことが無いのだ。
とくに初めてまともにデジカメを使ったからとかそういう思い入れ
も無いのだけれど、モノクロが多いと言うのもあってか「これでい
いじゃん」で済んでしまうのでなぜか好ましいと言うか好きなのだ。
もっと安くて手軽に綺麗に撮れるカメラもいっぱいあるけれど、何
でか捨てられないと言うか無いと寂しいというか困ると言うか、ま
あ、こういうカメラこそが「よく出来たカメラ」なんだろうな、と
思うわけですな。
よいというのは性能だけ、スペックだけではなく全体がまとまって
いることが大事だと言うことだと思う。
だから未だにニコンD810の方がD850よりいいと思うのと一
緒で、性能だけならD850だろうがD810に捨てられない何か
があるわけだと思うので、なかなか道具と言うのは難しいものだな
と言うものであります。
だがしかしまあ、もうR10はこれ以上要らないかな、すでに変態
の域に達しているのは分かっているからいいんだよ。
わたしのコンデジクラスで古いけれど丁度いいカメラ、がこのR1
0、なんだろうなと思うのです。
本日の種:フジフイルムXF1