わたしはたまにだけれど暇つぶしにYouTubeに動画をアップ
している。
最初は凝って動画編集して色々やっていたけれど、今は一発撮りで
カットするところをカットするとかそれくらいしかしていない。
なんせ大して見る人もいないような動画だから、そう熱をこめてや
るまでもないかというか、視聴率や再生回数なんかを稼ぐつもりな
んか毛頭ないので(頭毛もないが)最低限でいいやと言う考えしか
持っていない。
最初150本ぐらい動画をアップロードしていたのだけれど、ある
ときグーグルアカウントの整理をしていたら一発全消滅してしまっ
て、即問い合わせたのだけれど、昔は復活できたのだけれど今はも
う残念ながら復活できませんと言われて、もう古い動画をまたそん
な150本も再アップロードするのも面倒なので、ちょこっとは再
アップロードしたけれど、今あるのはそれから撮った画像が殆どだ。
わたしの場合何かに特化したとかそういうものではないので、撮る
たび内容も何もみんな違うので固定ユーザーは付かないが、そもそ
もそんな事どうでもよいのでそれでいいいのだ、と言うか動画撮影
の実験の場としているので、遊びである。
さて、そんな動画を撮るとき、ドライブレコーダーやコンパクトカ
メラの動画撮影機能を使う時ならいいのだが、ビデオカメラを自分
に向けてブツブツいいながら歩き回るのは、普通の人から考えたら
かなり恥ずかしいし、はたから見ても「何あの人」となるのだが、
まだビデオカメラならそう思われても「ビデオ撮ってるのか」と理
解が出来るのだけれど、私が今ちょっとやりたいことは「これはど
うかと」と自分でも思うのだ。
これである。
リコーシータVと言って360度全天球画像を撮ることができるカ
メラだが、これの動画機能を使って編集すると、いわゆる「VR動
画」が出来るのである。
VR動画とは何かと言うと、例えばパソコンなんかでグーグルアー
スのストリートビュー見た事のある人なら分かると思うけれど、ア
レの動画だ。
固定されているパソコンなんかで見るには矢印なりで方向を変えて
見ることができるけれど、VRの醍醐味はやはりスマホとかで見た
ほうが面白い。
スマホの画面で映像が流れていて、そのままスマホ持ったまま後ろ
向くと後ろが見えるし上を向ければ上が見える。
要するに自分もその場にいるのと同じような画像が出来るのだ。
まあ、面倒くさいと言えば面倒くさいけれど(編集が)面白いでは
ないか。
ただ、その「どっちが恥ずかしいか」と言うのは、ビデオカメラな
ら「ああビデオか」と分かるのだけれど、シータでVR動画を撮ろ
うとするとこいつを「自撮り棒」にくっつけて、何かの調査のよう
に持って歩かなくてはならないのだ。
勿論手に持っても出来るけれど、自撮り棒のほうが上手くいくよう
だ。
この姿は明らかに不審である。
ただでさえ「自撮り棒」が問題視されているのに、そこにカメラを
(まあ見た目カメラには見えないけれど)を取り付けて歩き回るの
だから、人混みには入れないし、自撮り棒分離れてブツブツいいな
がら歩いていたら明らかに「おかしな人」である。
まあね、ビデオカメラで景色を撮るんじゃなくて(景色も撮るけれ
ど)自分を写しながらブツブツいいながら歩いているってのもおか
しな人、であるには違いないから、この際似たようなものかと思っ
てしまえばそれまでなのだけれど、何かやっぱり「変な人度」が違
うような気がしてちょっと躊躇する。
うーん、VR動画にはチャレンジして見たいけれど、恥ずかしさを
乗り切れるのか。
まあ、ビデオカメラで撮っていても恥ずかしいと言えば恥ずかしい
けれど、まだ認識されるのが「ビデオ」と言う事で「ああ撮ってる
んだな」と思われるから比較的大丈夫なのだが、自撮り棒になにや
らくっつけてブツブツ言いながら歩いている姿と言うのはちょっと、
まあ何か撮ってるとは思われてもその姿は結構恥ずかしいのではな
いかと。
登山とかなら分からないでもないけれど、街中ではどうかと思うの
でちょっと考えるのである。
あと、シータVが5万円近くすると言うのもちょっと考えねばなら
ないところなのである。
まあ、そのうちやる「かも」しれないけれど、根性いると思うんだ
がなぁ。
本日の種:フジフイルムXF1