60代の男のつぶやき

60代の男の行きつ戻りつ日記。バツイチオヤジの日常を過ごしていますが、なんて事のない日常を丁寧に楽しみながらの日記です。

突発性難聴との付き合い

2011年07月29日 | 日記
コメントで会津での屈指のブロガーの方から突発性難聴について
お問い合わせがあったので、私の記憶を辿り思い出してみます。

最初に突発性難聴になったのは、約20年前の事。
当時、役職を与えられ転勤したばかりの頃です。
自分では分からなかったのですがストレスがあったようです。
右耳の低音部が聞こえが悪くなり、「仙台逓信病院の耳鼻科」へ
「桜田先生」に診察していただき入院を勧められましたが
新任の役職で転勤したばかりで、通院で治療を選びました。
毎日、ステロイドの錠剤を飲用し段々に増量したあとに
減量するということです。
幸いに低音が聞こえない場合は治りやすいそうで、
病院に行くのも早ければ早いほど完治の可能性が高いそうです。
最初の難聴は通院で完治しました。

その後2度目は左耳に変わり高音部が聴こえずらくなりました。
仙台逓信病院の桜田先生はまた錠剤の処方をして1週間ステロイドを飲みましたが
治りが悪く、仙台では有名な「仙台厚生年金病院の粟田口先生」の所へ転院しました。
即入院して、点滴のステロイド注入で約10日の入院。MRI・CTで検査。
少しは聞こえの数値が良くなりましたが、高音部は治りにくいとのこと
で難聴が残りました。
その後桜田先生は個人医院を仙台市内に開業され、
難聴意外の病気(喉が痛いとか、風邪等)の時はお世話になってます。

難聴のせいで子供が嫌いではないのですが、
突然大声を出したり奇声を発する事があるとめまいが襲いました。
それでスーパーや人ごみの子供がすっかり苦手になりました。
退院後は「メチコバール」と「アデホスコーワ」「サーミオン」を
処方され経過観察。

3度目も4度目5度目と同じ左耳高音域というのは変わらず、すこしづつ
聴こえが悪くなってきています。5度目は2009年です。
入院のたびにステロイドで太って、トータル10キロも増えてしまいました。
退院後の3種の薬も変わりありません。
薬は3箇月ほどのんで、その後は薬無しで経過観察です。

何故、仙台厚生年金病院の粟田口先生を離れないかというと
他の先生のように「治りませんね」と言わないからです。
「そうかそうか、良く頑張ったね。戻りは悪いけど経過観察しているうちに
良くなる事もあるんだよ。期待して頑張ろう!」って言ってくれるんです。

このように繰り返し発病するのは「メニエール病」の範疇になるそうです。
思い返せば、職場が変わると発病していたようで、ストレスが一番弱い
所に出たのではないかと思います。
若いときは胃潰瘍を数回繰り返しました。胃薬を飲んでいたときに次に弱い耳に
来たのかもしれません。
その後タバコをやめたので胃に負担が掛からず突発性を繰り返したのでしょう。

いまだ子供の奇声が苦手で、コンサートの爆音のような音量も観客の歓声も
苦手です。
おとなしめな、落語や演劇や映画を楽しむのは難聴のせいです。
コンサートはクラシック意外には行けません。
耳がステレオでないので、物音がどこからしているのか分かりません。
携帯がどこかで鳴っていても、あらぬ方向を探していることがありますから。

耳鳴りも長いこと付き合ってます。
「少しでも聴こえが悪かったらすぐ来なさい。聴こえる分を大切にしましょう」
粟田口先生が経過観察の診察後必ず言ってくれる言葉です。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます。 (オリオリ)
2011-07-31 00:57:38
詳細記事の掲載をありがとうございます。
難聴、耳鳴りというのは
患ってしまえば難治らしく
あちこちの病院にかかりましたが
しかたがないとか
安定剤の処方くらいで
匙を投げられている状態です。

ドクターハラスメントにも会い
病院の駐車場で悔しくて泣いたことも・・・
なので最後のドクターの優しい言葉に
とても心を動かされています。

一人ではいけないので
主人と相談して
一度受診しようと考えています。

ありがとうございました。
返信する
オリオリ様 (ジンジン)
2011-07-31 17:55:28
私の拙い文章でお解りいただけたか心配ですが人生の折返しを過ぎ、訳あって一人暮らしするにあたり、無理せず身の丈にあった生活を心掛けています。
耳も考えると、まだ中音と低音は聞こえると思うか、高音部が聞こえないと考えるか。まだ右耳が普通なので不自由ですが普通の生活が出来る事に感謝しています。

ご訪問ありがとうございます。
オリオリさんが読んでたら変なブログにしておけませんね・・
オリオさんのブログも楽しみにしております。
返信する

コメントを投稿