一宮市博物館で開催中の 『 2012 一宮美術作家協会展 』 を見てきました。
協会所属作家による最近作の展示です。
いずれも素晴らしい作品ですが、私の心に一番じんときたのが、松岡彩子さんの日本画 「 霜降 」 。
鶏頭の花が幾本も、立ち並んだ作品です。
大きな塊の存在感のある鶏頭の群れが3つあり、それらの上部には赤い花が咲いてます。
真っすぐに立って咲いている花や、しなだれて咲いてる花。
鶏頭の塊の下部は、アンダーの色調で、鶏頭の株も、空気もぐっと濃く凝縮してみえます。
そして、それらの3つの大きな塊の右隣には、枯れてはいないのでしょうが ( 、無生というのでしょうか ) 、生死を超越したような鶏頭がうすぼんやりと、やや後の位置に描かれています。
不思議な世界ですね。
画面のどの部分に焦点をあてても、それぞれ独特の話し声が聞こえてきそうです。
絵の世界に一度入り込んだら、鶏頭に取り囲まれて、もう外に出してもらえないかもしれないとさえ感じます。
こういった絵を家の中に置いて飾ると、毎日どのようにお話をすればいいのでしょうか。
いやいや自分から話しかけなくても、絵の方から毎日違ったことを話してくれるでしょうし、でも自分の存在が簡単にくるくると回されそうで、ちょっと怖いですね。
まぁ、そうはいってもとっても大きな絵ですから、我が家の壁には収まりそうもありませんが。
ここに書いた内容は、おそらく画家松岡彩子さんご自身の創作のモチベーションとは、遠く離れているかと思います。
勝手なことばかり書いて、ごめんなさい。
協会所属作家による最近作の展示です。
いずれも素晴らしい作品ですが、私の心に一番じんときたのが、松岡彩子さんの日本画 「 霜降 」 。
鶏頭の花が幾本も、立ち並んだ作品です。
大きな塊の存在感のある鶏頭の群れが3つあり、それらの上部には赤い花が咲いてます。
真っすぐに立って咲いている花や、しなだれて咲いてる花。
鶏頭の塊の下部は、アンダーの色調で、鶏頭の株も、空気もぐっと濃く凝縮してみえます。
そして、それらの3つの大きな塊の右隣には、枯れてはいないのでしょうが ( 、無生というのでしょうか ) 、生死を超越したような鶏頭がうすぼんやりと、やや後の位置に描かれています。
不思議な世界ですね。
画面のどの部分に焦点をあてても、それぞれ独特の話し声が聞こえてきそうです。
絵の世界に一度入り込んだら、鶏頭に取り囲まれて、もう外に出してもらえないかもしれないとさえ感じます。
こういった絵を家の中に置いて飾ると、毎日どのようにお話をすればいいのでしょうか。
いやいや自分から話しかけなくても、絵の方から毎日違ったことを話してくれるでしょうし、でも自分の存在が簡単にくるくると回されそうで、ちょっと怖いですね。
まぁ、そうはいってもとっても大きな絵ですから、我が家の壁には収まりそうもありませんが。
ここに書いた内容は、おそらく画家松岡彩子さんご自身の創作のモチベーションとは、遠く離れているかと思います。
勝手なことばかり書いて、ごめんなさい。