クロスバイクで元気

念願叶った定年退職の身は、先立つ物は細く時間は太くの狭間。
歩いて、自転車に乗って感じたことを、気ままに書き続けます。

金環日食は、青く澄んだ大空に浮かんだ

2012年05月21日 11時49分14秒 | 天文、宇宙
今日の朝は金環日食。
なんでも、この地方では932年ぶりのことで、前回は西暦1080年、和暦では承暦4年で白河天皇の御代とか。

心配されたお天気は、なんと雲一つない快晴です。
外の明るさに、慌てて起きたのが6時25分、もう日食は始まっていました。
昨夜準備していた道具一式を庭に出して、さぁ、日食を見ましょう。

298円也で近所のホームセンターで購入してあった㈱ケンコー・トキナー製の 「 太陽観察専用 SUNGLASS 」 。
ドイツ製のフィルム使用の MADE IN CHINA が活躍します。
月が太陽を食しているのが、くっきりと見えます。

食が進むにつれ、天頂から西にかけての大空の青色が濃くなってきます。
更には、空気もひんやりとしてき、太陽の光が周りの空気と木の緑と私の心を神秘的な色合いで共振させます。
この時代に生きていて、ほんとよかったなぁと思うことしきりでした。

それにしても、日食を見る道具も変わったものです。
子どもの頃、小学4、5年生だったと思いますが、多分部分日食。
教室の窓から、濃い色の下敷きとか、板ガラスに煤を塗りつけて見ていました。

東京天文台のサイトの金環日食観望ガイドによると、子どもの頃のそんな道具には、骸骨マークがついています。
50年の月日は、安全の基準をも変えています。
まぁ、当然といえば当然なんでしょうが。



娘がiPhoneで撮った金環写真です。

東京天文台で紹介のボール紙に穴を開けての日食観望です。 (7:44)

芍薬にも、欠けた太陽が、いくつも写ります。 (7:22)


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